この2020年、皆さんはどんなクレジットカードをメインカードとして利用していますか?
4月から進学や新社会人になり新たにクレジットカードを発行する場合は、どのクレジットカードがお得なんだろうと迷っている方は是非とも参考にしていただければと思います。
クレジットカードは物凄く種類が多くて、絶対このクレジットカードがお得だというものはありません。住んでいるエリアや、普段利用しているお店で全くお得に使えなかったり、逆すごくお得に使えたりします。
逆にいうと、全員がお得で得をするクレジットカードは無いという事ですね。
- 高還元率クレジットカード No.1:とにかく高還元率でマイルが貯まるカードSPG AMEX
- 高還元率クレジットカード No.2:マイレージプラス・セゾンカード(実質還元率3%)
- 高還元率クレジットカード No.3:P-oneカード(還元率1%)
- 高還元率クレジットカード No.4:入手難易度高め&年会費超高額。ANAダイナース プレミアムカード(還元率は最大で4%)
- 高還元率クレジットカード No.5:海外決済が多い人に!マイレージプラス MUFGカード ゴールドプレステージ(還元率2~4%)
- 高還元率クレジットカード No.5:やっぱり知名度が高い!楽天カード(還元率1%)
- まとめ:高還元率のクレジットカードでした
高還元率クレジットカード No.1:とにかく高還元率でマイルが貯まるカードSPG AMEX
最も高還元率で航空会社のマイルを貯める事が出来るのは、SPG AMEXカードになります。
SPGはMarriottグループに編入したので、近くクレジットカード名称が「Marriott BONVOY American Express Card(マリオットボンヴォイアメックス)」と変更になる予定です。本国の米国では既に、切替が始まっているようですので、日本も間も無く開始ですね。
ひょっとすると、特典の内容が変更になるかもしれませんので、SPG AMEXを発行された場合は動向に注意が必要です。
SPG AMEXの基本情報
- 年会費: 34,100円(税込)
- 還元率 100円につき1.25マイル
- ※20,000ポイント単位で交換した場合は実質還元% 2.5%
- 還元ポイント スターポイント経由で30社以上のマイル
SPGアメックスカードは一気にマリオットのゴールドエリートになれる神カード
また還元率とは直接的に関係のない事ですが、SPG AMEXのクレジットカードを持っているだけで、Marriottのゴールド会員になれます。
Marriottグループのホテルに宿泊する際に、部屋のアップグレードや、アーリチェックイン、レイトチェックアウトなどの特典がついてきます。航空会社のマイルを積極的に貯めて、Marriottグループのホテルに宿泊する方には最強のクレジットカードになるでしょう。
SPG AMEXカードのまとめ
メリット
- とにかく還元率が100円につき1.25マイルと良い
- 年会費は高いが年会費以上の金額のホテルに毎年泊まれるので実質無料とも考えられる
デメリット
- マイルを貯めてない人には不向き
- 年会費が高い
- AMEXなので他にVISAやMasterCardなどサブのカードが必要
高還元率クレジットカード No.2:マイレージプラス・セゾンカード(実質還元率3%)
こちらもクレジットカードでマイルを貯めている方には鉄板のクレジットカードになっています。
SPG AMEXもマイルへの還元は非常に高還元率ですが、年会費の高さがネックとなっておりました。その為、毎月高額の決済をしないと年会費の元が取りにくいというデメリットがありました。
マイレージプラス・セゾンカードはその年会費をぐっと安く抑えて、毎月大量に決済しなくてもお得に使えるクレジットカードとなっています。
セゾンカードのマイレージプラスは、5,000マイルでANAの国内片道航空券に交換することができます。
マイルアップメンバーズに申し込みをすれば1,000円につき15マイルの還元となります。しかしながら1,000円につき15マイルは年300万円までの決済となり、それ以降は1000円につき5マイルとなります。ですので、月に25万以上の決済をする場合は注意が必要です。
月に25万円以上を決済すると分かっている場合はSPG AMEXかマイレージプラス MUFGカード ゴールドプレステージに加入を検討する方がお得です。
マイレージプラス・セゾンカードの基本情報
- 年会費 7,150円(税込) ※マイルアップメンバーズ申し込み時
- 還元率 1000円につき15マイル 実質還元% 3%
- 還元ポイント マイレージプラスのマイル
マイレージプラス・セゾンカードのメリット・デメリットまとめ
メリット
- 手軽にANA国内線が乗れるマイルを貯めれる
デメリット
- UAのマイルと限られたポイント還元。高還元率は、年300万円までの縛り
高還元率クレジットカード No.3:P-oneカード(還元率1%)
ここまでは、マイルの還元に特化したクレジットカードの紹介でしたが、飛行機にはあまり乗る機会がないという場合は、P-oneカードがお勧めです。
P-oneカードの基本情報
- 年会費(税込) 無料
- 還元率 100円につき1円
- 還元% 1%
- 還元ポイント 現金
このP-oneカードは、なんと言っても「現金還元」という単純明快なシステムが分かりやすいです。しかも、毎月自動で利用明細から利用額の1%をマイナスにして請求が来ます。
ポイントをマイルに移行して・・・とか、面倒くさい事は一切なしです。自動で手続きが進んで、還元してくれます。
P-oneカードのメリット・デメリットまとめ
メリット
- マイルではなく、現金で還元を受けたい
デメリット
- 還元率が良いといっても1%。マイルに比べるとかなりお得感が落ちる
高還元率クレジットカード No.4:入手難易度高め&年会費超高額。ANAダイナース プレミアムカード(還元率は最大で4%)
ANAダイナース プレミアムカードは年会費155,000円(税抜き)と超高額ですが、100円の買い物でANAのマイルを1.5マイル貯めることができます。
また、ANAカードプラス加盟店の利用で、カードポイントとは別、100円または200円につき1マイルが積算されます。
さらに、ANAウェブサイトでのANA航空券の購入、機内販売、ショッピングサイト「ANAショッピング A-style」の利用であれば、100円につき+1.5ポイントがさらに追加されます。
これにより、最大の還元率は4%まで跳ね上がる驚愕のクレジットカードとなっています。
このクレジットカードは誰でも入会できるわけでなく、まずはANAダイナースカードで実績を作ってから一部の人に招待状が届けられます。この招待状を受け取った方のみ入会することができます。
ANAの頻繁に利用する方であれば、マイルが凄まじく貯まるクレジットカードになるので、是非とも加入を検討したいクレジットカードです。
ANAダイナース プレミアムカードの基本情報
- 年会費 155,000円(税抜き)
- 還元率 100円につき1.5マイル
- 還元率は最大で 4%
- 還元ポイント ANAマイル
使い方によっては非常にお得なクレジットカードになりますが、年会費が超高額となる為に、毎月一定額以上の決済がなければ、年会費をペイ出来ないケースが発生する恐れがあります。
ANAをメインで利用しているという前提がありますが、クレジットカードの付帯特典に魅力を感じる方や、年間で400万円以上の決済をクレジットカードで行っているという場合には発行を検討してみるといいと思います。
高還元率クレジットカード No.5:海外決済が多い人に!マイレージプラス MUFGカード ゴールドプレステージ(還元率2~4%)
このクレジットカードは”こまめな人”であれば非常にオススメできるクレジットカードになります。
マイレージプラス MUFGカード ゴールドプレステージの基本情報
- 年会費 15,000円(税別)
- 還元率 100円につき1~2マイル
- 実質の還元% 2~6%
- 還元ポイント マイレージプラスのマイル
このクレジットカードの利用で貯まるポイントはマイレージプラス(ユナイテッド航空)となりますが、このマイレージプラスは5,000マイルでほとんどのANA国内線に交換可能となっています。
またこのクレジットカードは外貨決済で100円につき1.5マイルの還元と、国内利用より圧倒的に海外利用がお得な設定となっています。
さらに、支払いをリボ払いの設定にすると還元率がアップします。国内決済だと100円につき1.5マイル、外貨決済だと100円につき2マイルと爆発的にマイルを得る事ができる還元率になります。
リボ払いというとイメージは良くないですが、1円でも金利が発生すればその月の決済は全て還元率がアップします。こまめに、マイページから返済して金利支払いを最小限にすれば常にこの高還元率を享受できます。
マイレージプラス MUFGカード ゴールドプレステージのメリット・デメリットまとめ
メリット
- とにかく還元率が良い。
- VISAブランドで使いやすい
デメリット
- UAのマイルと限られたポイント還元。
- 高還元率はリボ払い設定の場合のみ。金利負担を減らす為に、小まめに返済する手間が発生。
高還元率クレジットカード No.5:やっぱり知名度が高い!楽天カード(還元率1%)
やはり高還元率クレジットカードといえば楽天カードをイメージする方は多いと思います。発行枚数も多いので、利用率も高いと思います。
年会費無料で発行できて、楽天スーパーポイントも楽天市場だけでなく、ローソンなどでも使えるので使い勝手は良いクレジットカードとなっています。
月々の決済金額が少ないという方は、このクレジットカードでも十分にお得に活用できると思います。
楽天カードの基本情報
- 年会費(税込) 無料
- 還元率 100円につき1円
- 実質還元% 1%
- 還元されるポイント 楽天スーパーポイント
月の決済金額が5万円程度までですと、楽天カードのポイント還元でも十分に価値があると思います。だだ、それ以上に決済を行っているという場合は、年会費を発生させててでも、マイル交換した方がお得になるクレジットカードの方が多いです。
ご自身のクレジットカードの利用金額と相談しながら、メインとするクレジットカードを決めるが良いと思います。
まとめ:高還元率のクレジットカードでした
今回、高還元率のクレジットカードを選んで紹介してみました。他にも紹介したいクレジットカードは沢山ありますが、まずは手始めにこの辺りというもから、ちょっとハードルが高いクレジットカードまでありました。
メインとなるクレジットカードを切り替えるとなると、なかなか手間の作業ですが、意外に貯めれるポイントを無駄に捨てているかもしれません。
僕がマイル還元をメインに記載しているのは、マイル還元だと1マイル2円以上の還元が余裕で受けられるからです。
ポイント還元で商品交換とかに使っている場合は、マイルへの切り替えをぜ是非とも検討してみてください。
また、これからメインのクレジットカードを選ぼうとしている方にも参考になればと思います。