高還元率と高額補償が付帯した法人カード、のご紹介をします。
法人カードという名称ですが、個人事業主も申し込む事が可能です。
JCB法人カードはオンライン入会で、初年度無料〜最大で13,000円分のJCBギフトカードプレゼントを実施しています。
この時期はクレジットカード会社の入会キャンペーンラッシュなので、スペックの優秀な法人カードを検討されている場合には最適なクレジットカードとなっています。
JCB法人カードのメリットについて、詳しくご紹介したいと思います。
JCB法人カードについて
日本国内で唯一の国際ブランドを有するJCBが発行しています。
個人用のクレジットカードと同じく、法人用カードもベースグレードのカードからプラチナカードまでラインナップがあります。
JCB法人カードはベースグレードのクレジットカードになり、保有コストも負担にならないように設計されています。
オンラインでの申込みは、初年度が無料となる特典もあり、初めての法人カードとしてもお勧めできるクレジットカードです。
JCB法人カードは、下の図のように3種類に区分されます。
JCB一般 法人カード |
JCBゴールド 法人カード |
JCBプラチナ 法人カード |
|
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年会費 | 1,375円(税込) 初年度年会費無料 (オンライン入会のみ無料) |
11,000円(税込) 初年度年会費無料 (オンライン入会のみ無料) |
33,000円(税込) |
年会費 (使用者追加 1名ごとに) |
1,375円(税込) 1枚目のカードの年会費が無料の場合は、追加カードも無料 |
3,300円(税込) 1枚目のカードの年会費が無料の場合は、追加カードも無料 |
6,600円(税込) |
入会資格 | 法人または個人事業主 カードの利用者は18歳以上の方が対象 |
法人または個人事業主 カードの利用者は18歳以上の方が対象 |
法人または個人事業主 カードの利用者は18歳以上の方が対象 |
利用限度 (カード総枠) |
10万〜100万円 | 50万〜250万円 | 150万円〜 |
旅行傷害保険 (死亡・後遺障害の場合) |
海外:最高3,000万円 国内:最高3,000万円 |
海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 |
海外:最高1億円 国内:最高1億円 |
国内・海外航空機 遅延保険 |
なし | 乗継遅延費用保険金 (客室料・食事代)2万円限度出航遅延費用等保険金 (食事代)2万円限度 寄託手荷物遅延費用保険金 寄託手荷物紛失費用保険金 |
乗継遅延費用保険金 (客室料・食事代)2万円限度出航遅延費用等保険金 (食事代)2万円限度 寄託手荷物遅延費用保険金 寄託手荷物紛失費用保険金 |
ショッピング カード保険 |
海外:最高100万円 国内:なし (1事故につき 自己負担額10,000円) |
海外:最高500万円 国内:最高500万円 (1事故につき 自己負担額3,000円) |
海外:最高500万円 国内:最高500万円 (1事故につき 自己負担額3,000円) |
カーアクシデントケア制度 | なし | なし | 5万円 |
追加可能カード | ETC QUICPay |
ETC QUICPay |
ETC QUICPay |
JCB法人カードの種類(還元方法によって2種類)
JCB法人カードには、カード利用でポイントを貯める「ポイント還元タイプ」のものと、「キャッシュバック型」のJCBビジネスプラス法人カード、JCBビジネスプラスゴールド法人カードという選択肢があります。
ポイント還元タイプのJCB法人カードには、一般カード、ゴールドカード、プラチナカードがあります。
「キャッシュバック型」のJCBビジネスプラス法人カードには、プラチナカードはありません。
ポイント還元タイプ・キャッシュバック型の選択は、カード入会時に行います。
また個人用カードのように、若年層をターゲットにしたものや、JCB ザ・クラスのようなブラックカードもありません。
法人カードを持つ1番のメリットは、経費の事務処理の手間、振り込み手数料などの支払いの経費も削減する事ができます。
このメリットが絶大な効果です。
個人の立替支払いもなくなり、ダイレクトに経費処理が可能です。
経費利用と私的利用に透明性を持たせて、経費の管理がとてつもなく楽になります。
ポイント型の還元率はOki Dokiポイントが貯まる
JCB法人カードは、ショッピング利用でJCBの「Oki Dokiポイント」が貯まります。
「OKi Doki for 法人」というポイントプログラムの適用です。
JCB法人カードは、1,000円(税込)ごとに1ポイントが貯まる仕組みです。
1ポイントの価値は5円となるので、実質の還元率は0.5%です。
1,000円(税込)につき1ポイントですが、月間の利用金額に対してポイントが付与される仕組みなので、1,000円未満が切捨てとなるのは月に1回だけなので大きなロスとはならないでしょう。
還元率は最大0.75%、海外利用分はいつでもポイントが2倍
JCB法人カードの還元率は、最大で0.75%になります。
海外利用分はいつでも、その2倍のポイントが獲得できます。
JCB法人カードは、「JCB STAR MEMBERS」の特典が適用されるので、年間の利用料金額に応じて、還元率が最大で0.75%にアップする仕組みがあります。
年間利用金額と次年度の還元率の関係
- 年間30万円以上で次年度0.55%還元
- 年間50万円以上で次年度0.60%還元
- 年間100万円以上で次年度0.75%還元
法人利用の場合は、年間で100万円以上の利用は現実的でしょうから、年間還元率を最大の0.75%にも手が届くと思います。
さらに、WEB明細サービス「My J チェック」の登録で、海外利用分がいつでもポイント2倍となります。
注意する点は、OkiDokiポイントの有効期限が、ポイント取得から2年間ということです。
あまり、長い時間をかけることはできなさそうです。
JCBオリジナルシリーズパートナーでポイントUP
JCB法人カードでは、JCBのポイントアップ加盟店「JCBオリジナルシリーズパートナー」のポイントUPが活用できます。
JCBオリジナルシリーズパートナーで、セブンイレブンや、Amazonなどの経費処理でもポイントUPが可能です。
JAL/ANAを法人料金で利用可能
JCB法人カードで、JAL/ANAの法人向けのサービスを利用する事が可能です。
- JCB de JAL ONLINE
- ANA@desk
これらの2つのオンライサービスは法人向けのオンラインサービスとなっていて、法人料金で航空券を手配する事ができます。
搭乗の直前まで予約や、変更の受付が可能で、より法人ユースな対応になっています。ビジネス出張などで飛行機を利用する場合は、お得に、とても便利に使えるサービスです。
ネット通販でもポイント2倍を獲得できる
JCB法人カードは、「OkiDokiランド」を経由したネット通販で、楽天市場やYahoo!ショッピングなど大手のネット通販でポイント2倍の特典を受ける事ができます。
ビジネスユースの消耗品や、事務用品などの購入もお得に使えるという仕組みですね。
QUICPayの追加で使い勝手が大幅向上
JCB法人カードは、QUICPayの機能がついています。
QUICPayは、事前チャージ不要でQUICPay加盟店で利用ができるので、さっと、簡単に決済を済ませたい場合などは、とても便利です。
さらに、QUICPayで支払った支払いも、OkiDokiポイント付与の対象です。
クレジットカードが使えなくても、QUICPayが使えるような自動販売機やコインパーキングなどでもポイントの取りこぼしなく使えます。
JCB法人カードは、電子マネーチャージはポイント付与対象外ですので、QUICPay支払いでポイントが貯まるのは嬉しいですね。
JCB法人カードのデメリット
JCB法人カードのデメリットにつても、確認しましょう。
JCB法人カードのデメリットは、大きく3つです。
- 電子マネーのチャージでポイントを貯めることができない
- 審査には必要書類が多い
- リボ払いは利用できない
電子マネーのチャージでポイントは貯まらない
ほとんどのクレジットカードでも同じですが、JCB法人カードは電子マネーへのチャージでポイントを貯める事ができません。
電子マネー併用でポイントの2重取りができないのが、残念です。
しかしながら、QUICPayを搭載しているので利便性については、同等です。
審査に必要書類が多い
個人用カードの申し込みと比較してという事意味合いですが、JCB法人カードの申し込みには、必要な書類が多いです。
これもJCB法人カードに限らず、どの法人カードも同様なので法人カードを申し込む場合の手続きは個人カードよりも必要書類が多いという認識で良いでしょう。
キャッシング・リボ払いは非対応
私はクレジットカードでのキャッシング・リボ払いは反対派なので、そもそもこの機能が付いていないクレジットカードは賛成です。
全て一括払いとなってしまうので、キャッシュフロー面でネガティブな面もあります。
また事業資金をキャッシングで回すという事もできないので、JCB法人カード入会前に詳細の確認は必要です。
まとめ
JCB法人カードは特典もバランスが取れた、法人カードです。
初年度年会費無料のキャンペーンが開催されているので、法人カードを試してみたいとう方にはぴったりでしょう。
法人カードを発行するメリットは、煩雑な経費処理から開放されることにあります。
ビジネス用の支出を明確にする事で、今まで時間をかけていた経費処理から開放されます。
年会費無料期間中にその利便性を、是非体験される事をお勧めさせて頂きます。