楽天銀行デビットカードにMastercardブランドが登場しました。
年会費は永年無料で、国内外のMastercard加盟店で決済可能です。
(一部、対応していない加盟店もあるようです。)
100円の利用ごとに楽天ポイントが1ポイントたまり、貯まったポイントはデビットカードの支払いに充当できるシステムになっています。
還元率としては楽天カードと同じ、1.0%になっています。
楽天銀行に個人の普通預金口座を保有している16歳以上の方が、発行可能です。
楽天銀行のWEBページから申込みができます。
Mastercardならではの独自メリット
楽天銀行デビットカードにはMastercardの他に、Visa,JCBのブランドも存在しています。そのなかで、Mastercardならではのメリットがあります。
タッチ決済のMastercardコンタクトレスを利用できる
Mastercardのタッチ決済、Mastercardコンタクトレスを利用できます。
レジに設置されている非接触リーダーにかざすだけで決済が完了し、とても便利です。
Mastercardコンタクトレスは、意外に日本国内でも使える店が拡大しています。
店舗名 | |
---|---|
コンビニ | ローソン、セブン-イレブン(2020年6月から) |
飲食店 | マクドナルド、ゼンショーグループ(※)、HUB |
自販機 | コカ・コーラのマルチマネー対応自動販売機 |
商業施設・百貨店 | 表参道ヒルズ、京王百貨店、イクスピアリ、 新丸ビル・丸ビル (一部除く)、六本木ヒルズ |
家電量販店 | ビックロ、ビックカメラ新宿東口店 |
書籍 | TSUTAYA(一部除く)、文教堂(一部除く) |
ヘルスケア・メガネ | Phiten、メガネストアー |
交通関連 | 伊丹空港、Airport Limousine、関西国際空港、神戸空港、Japan Taxi |
ホテル | 阪急阪神第一ホテルグループ |
ペイメント | ぐるなびPay、Uペイ |
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利用可能店舗数が世界的にも多い
日本国内では大きく差は感じる事はありませんが、やはり海外利用となるとJCBブランドは使えない店舗が多くなります。
特に海外でJCBが弱い地域でもMastercardなら使えることが多いです。
利用カードをできるだけまとめたいというニーズであれば、Mastercardという選択肢になってきてしまいますね。
Mastercardブランド発行のデメリット
楽天銀行デビットカードのJCBブランドだと、ANA JCBプリペイドカードを経由させてお得に買い物をするというルートがあります。
ANA JCB プリペイドカードは、JCB加盟店で事前にチャージした金額分を利用できるJCBプリペイド機能と、ANAマイレージクラブの機能が1枚になったカードです。
ANA JCB プリペイドカードの年会費・チャージ手数料・発行手数料は無料です。
唯一かかるコストは500円(税抜)の利用開始手数料です。
(2021年3月31日までは無料発行できます。)
ANA JCB プリペイドカードはカード利用で0.5%~0.65%のANAマイルかキャッシュバックされます。
さらに、楽天銀行デビットカード(JCB)からANA JCB プリペイドカードへのチャージもポイント付与の対象となっています。
ですので、ポイントの2重取りができるという流れですね。
まとめ
楽天銀行デビットカードのMastercardブランドは、デビットカードの利用としても還元率が高いカードとなっています。
タッチ決済のMastercardコンタクトレスを利用でき、JCBブランドと比較しても使用できる店舗も多いです。
その反面、ポイントの2重取りルートが無いというデメリットも存在します。
どんな場合も1枚で対応したいという場合は、Mastercardブランドになります。また、ポイントをガンガンためていきたいという場合はJCBブランドの発行という選択肢になると思います。