アメックスが発行するビジネスカードが3種類あります。
- アメリカン・エクスプレス・ビジネス・カード
- アメリカン・エクスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
- アメリカン・エクスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
この3種類の中の、中間グレードのアメリカン・エクスプレス・ビジネス・ゴールド・カード(アメックスビジネスゴールド)が、入会特典など豊富なベネフィットで入会を検討したいな、と思っています。
個人的なイメージですが、アメックスゴールドの「きんびか」の券面がもっとも知名度があると思います。
その、ビジネス版になるので、高いステータス性が欲しいという方にはぴったりな1枚になっています。
帝国ホテルのビジネスラウンジや、駅構内からの手荷物無料宅配サービスなど、ほかのカードにはないワンランク上のビジネス特典が充実しています。
今回は、今、入会を検討したいアメックスビジネスゴールドについて、見ていきましょう。
アメックスビジネスゴールドの概要
アメックスビジネスゴールドの基本情報になります。
項目 | 内容 |
---|---|
年会費 | 31,000円(税別) |
追加カード | 12,000円(税別) |
還元率 | 1.0% |
マイル還元 | 0.8%~1.0% |
国際ブランド | アメリカン・エクスプレス |
ポイントサービス | メンバーシップ・リワード |
アメックスビジネスゴールドのメリット
アメックスビジネスゴールドに入会するメリットを見ていきましょう。
- 初年度年会費無料
- 限度額が上がりやすい
- マイル還元率1.0%も可能
- 駅からの手荷物無料宅配サービス
- ダイニング予約でコンシェルジュを利用可能
- JALオンラインでチケットレス予約
- 空港ラウンジサービスが付帯
- 空港手荷物無料宅配サービスで海外出張もスマート
- 最高1億円の海外旅行保険が自動付帯
- 国内線航空便遅延保険が付帯
- 年間500万円までの手厚い海外旅行保険
ざっと上げた感じだと、こんな感じですね。
初年度年会費無料の特典
アメックスビジネスゴールドは、入会初年度の年会費が無料になっています。実際に1年間ビジネスカードを試してみたいという方にはもってこいです。
ビジネスカードに入会する最大のメリットは経費精算が「超」便利になることにありますので、そのメリットを1年間試してみて、次年度更新を考えてみるという使い方ができます。
限度額があがりやすい
アメックスビジネスゴールドに「限度額は一律の制限なし」となっています。
カード限度額が無制限というわけでなく、個別の利用状況によりカード利用額が決まっています。
アメックスの限度額は上がりやすい傾向にありますので、すぐに大きな金額にあがっていきます。
ビジネス利用なので大きな金額をすぐに決済する場合は、事前に入金(デポジット)すれば、その金額分を利用できるという仕組みがあります。
入会すぐにでも大きな金額を決済することも可能です。
基本ポイント還元率は最高で1.0%
経費支払いでもポイント還元は1.0%で受けることができます。
経費100円につき、1ポイントの「メンバーシップリワード」が付与されます。
2,000ポイントのメンバーシップリワードで、1,000マイルのANAなどアメックス提携先の15社の航空会社のマイルに交換することができます。
マイル還元率は0.5%ですね。
ただし、3,000円(税別)/1年の「メンバーシップリワード・プラス」に登録すると、マイル移行のレートがアップします。
ANAマイル | 1,000ポイント=1,000マイル |
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ANA以外の航空会社 | 1,250ポイント=1,000マイル |
ANAマイルへ交換する場合のみ、移行手数料として別途さらに5,000円(税別)が必要です。
またメンバーシップリワード・プラスに登録することで、ポイント有効期限が3年から無期限に延長されるの特典があります。
ポイントが無期限に貯められるというメリットは、でかいですね。
経費決済で貯めたおまけポイントを、お得にマイルに交換できるので交換してみたいですね。
駅からホテルまでの手荷物無料宅配
アメックスゴールドの特典として、対象駅からホテルまでの手荷物無料宅配サービスがあります。
対象駅は
- 東京駅
- 新宿駅
- 博多駅
となっています。
駅構内の宅配カウンターから東京都内だと23区内、博多駅だと、博多区・中央区のホテルまで無料で手荷物の宅配をしてもらえます。
このサービスは対象駅がもっと多くなることを期待しましょう。
コンシェルジュサービスからダイニング予約
アメックスビジネスゴールドにはコンシェルジュサービスは付帯しないのですが、コンシェルジュ経由のダイニング予約は利用できます。
「ぐるなび」と提携していて、「ビジネス・ダイニング by ぐるなび」で、ビジネスシーンにあったレストランを提案してもらえます。
正直、会食や接待などのお店のセッティングはめんどくさいので、コンシェルジュに店探しを丸投げできるのは大きなメリットだと思います。
JALオンラインでチケットレス予約が可能
アメックスビジネスゴールドでは、航空券のチケットレス予約ができる「アメリカン・エクスプレスJALオンライン」が利用できます。
アメリカン・エクスプレスJALオンラインは入会費・年会費無料になっていっますので利用必須サービスですね。
空港ラウンジサービス
アメックスビジネスゴールドは、国内主要空港・ハワイ・韓国の空港ラウンジを無料で利用することができます。
これは、カードラウンジになっているので混雑必須の前提で利用するのが良いですね。
往復1個までの手荷物無料宅配サービス
アメックスビジネスゴールドでは、国際線利用時に往復でそれぞれ1個までの手荷物無料宅配サービスを利用する事ができます。
- 対象空港は
- 羽田空港
- 成田国際空港
- 中部国際空港
- 関西国際空港
となります。
手荷物宅配サービスは1個あたり1,500円程度の送料がかかりますが、それが無料で使えるのは嬉しいです。
さらに、荷物から解放されるので自宅から空港、空港から自宅までの行動も身軽にできます。
国内線航空便遅延保険
アメックスビジネスゴールドの国内旅行保険では、航空便遅延保険も付帯しています。
乗継遅延費用 | 最高2万円 |
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出航遅延・欠航・搭乗不能 | 最高2万円 |
手荷物遅延費用 | 最高2万円 |
手荷物紛失費用 | 最高4万円 |
金額は大きくないですが、無補償よりよっぽど良いですね。
年間500万円までのショッピング保険
アメックスビジネスゴールドでは、年間500万円までという手厚いショッピング保険が付帯しています。
国内・外で購入した商品の購入日から90日以内の、破損・盗難の損害を補償してもらう事ができます。
他のクレジットカードではめずらしい「スマホやタブレット」も補償対象となっています。
ショッピング保険の利用には、免責として1事故あたり1万円の自己負担が発生します。
アメックスビジネスゴールドのデメリット
さて、良いことばかり調べてきましたが、デメリットも見てみましょう。
国際ブランドが若干弱め
アメックスプロパーのビジネスカードになるので、国際ブランドも当然、アメックスになります。
日本国内ではJCBとの提携により、ほぼ使えるカードですがさすがに海外ではまだまだ決済できない店舗が多い印象です。
海外に出る場合はサブカードとして、VISAかMasterCardを用意する必要があるでしょう。
年会費が高い
さすがにいろいろサービスが付帯しているので、若干、年会費が高いな、という印象です。
ただ、ビジネスカードの年会費は経費として処理できますので、個人カードの負担ほどではないと思います。
まとめ
アメックスビジネスゴールドのメリット、デメリットについて見てきましたが、いかがだったでしょうか。
ご自身で入会して利用しているイメージができましたでしょうか。
ビジネスカードの最大のメリットは、経費処理がとても簡単になるという点です。
それに付随して、アメックスならではのビジネスに必要なサービスがついています。今のビジネスカードだと物足りない、ビジネスカードに入会したいというケースだと、検討する価値はありそうです。