現在のメインカードである「ダイナースクラブのビジネスアカウント」は、個人用のダイナースクラブカードに紐付いて発行できるビジネスアカウント用のクレジットカードです。
このビジネスアカウントカードには少々「癖」があり、ダイナースクラブカードが故にまれに決済ができない事態に陥ります。とくに海外のWEB決済では利用できないケースがおおいです。
ダイナースクラブのビジネスアカウントカードはMasterCardのコンパニオンカードが発行できないので、他のクレジットカードで決済せざるを得ない場面に遭遇します。
「なにか代替手段を用意したいな」と思いながらいろいろ探していると、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」が、還元率もよくサブとして良いかなと思いました。
今回は、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」について見ていきたいと思います。
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の概要
まず、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の概要から見ていきましょう。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの概要 | |
還元率 | 0.5%~1.5% |
発行元 | クレディセゾン |
国際ブランド | アメックス |
年会費(税別) | 2万円 (前年200万円以上の利用で、翌年1万円) |
家族カード(税別) | あり(追加カード 年会費3,000円) |
ポイント付与対象の電子マネー | モバイルSuica、ICOCA |
法人向けクレジットカードということで、サラリーマンの方はあまり気にすることは無いかもしれないですね。。しかし、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は、実はサラリーマンでも保有できる「ビジネスカード」になります。
今回は法人向けカードの観点で見ていきますが、単に高還元率のクレジットカード+プラチナカードという使い方も可能です。やはり還元率が正義ですから、是非とも参考にしてみてください。
法人向けクレジットカードの利点
法人カードのメリットは大きく3点あります。
経費精算が楽になる
法人向けクレジットカードを発行する上で最大のメリットは、経費処理がものすごく楽になるという点です。
事業用の経費を個人的に支払った場合、経費処理というとても面倒くさい手間があります。さらに個人のクレジットカードで立替えているとなると、本当に面倒です。
法人カードを利用すると、ダイレクトに事業経費として精算できます。しかも、freeeなどの会計ソフトと連携しておけば自動的に取り込まれて簡単なものは仕訳もしてくれます。
がっつりパソコンで打ち込まなくても、スマホでクラウド会計ソフトにログインして、ポチポチとするだけで処理が進むわけです。
本当にこれだけで、法人カードを発行するメリットがあると思います。
支払いを先延ばしにすることができる
これは結果的に同じ額面を払うことになるのでメリットと言っていいか微妙ですが、確実にキャシュフローには良いです。
私の場合はWEBコンテンツがメインなので「仕入れ」という概念があまりありませんが、商品を仕入れて売るというサイクルで商売をしていると、売上げが立つ前に仕入れの支払いが来てしまいますね。
仕入れの支払いをクレジットカードで行っておけば、支払いは最長でクレジットカードの支払日まで先延ばしすることが可能です。可能な限り売上げでお金を事業(会社)のに入れて、出金を可能な限り先延ばしすることで、「資金繰り」が楽になります。
経費でポイント(マイル)がもらえる
これも大きなポイントです。法人の決済となるので、決済金額も自然と大きくなります。
法人決済のお金でもポイントやマイルが付与されます。法人決済は金額が大きいだけあって、すぐにポイントが貯まります。
例えば今回の「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」で年会費が半額になる200万円を決済したとします。すると獲得できるマイルは閑散期で東京ーハワイを2往復できるマイルが貯まってしまいます。
やはり還元率が正義なんです。
「ビジネスカード」なら個人事業主やサラリーマンでも保有可能です
さきほど、「サラリーマンの方でも発行可能」とご紹介しましたが、「法人用カードが個人でも発行できるの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。
実は法人クレジットカードには3種類のクレジットカードが存在しまして、それぞれ「法人カード」、「ビジネスカード」、「コーポレートカード」と呼ばれています。
それぞれに意味合いがことなっており、同一のものを指すわけではありません。
発行会社によって呼び名が異なりますが、一般的に「コーポレートカード」は大企業法人用、「法人カード」は中小企業用、「ビジネスカード」は零細企業や個人事業主向けという区分けで使われます。
「法人カード」の場合は、入会審査の対象は法人となります。法人としての儲けや、経歴などが審査されます。そうなると、スタートアップの法人や、財務面で弱い個人事業主などは審査が厳しくなってしまいます。
しかしながら、「ビジネスカード」の場合は法人の審査または代表者の審査となります。代表者の審査の場合は、設立して間もないような企業でも「ビジネスカード」ならクレジットカードの申し込みが可能です。
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の審査は個人審査となっているので、個人事業主でもサラリーマンでも申込みが可能と言うわけです。
秘書代わりに使える「コンシェルジュサービス」付帯のプラチナカードがおすすめ!
中小企業や個人事業主向けの「ビジネスカード」を申込むのであれば、断然、プラチナカードなどの上位カードに申し込むようにしたいです。
ゴールド以下とプラチナカードの大きな違いは、「コンシェルジュサービス」の有無です。これは、個人カードでも同じです。
コンシェルジュサービスは個人秘書代わりに、面倒な事を一手に引き受けてくれます。特に自由な時間をとりにくい個人事業主や、サラリーマンの方には重宝するサービスだと思います。
私がプラチナカードを保有する最大の理由は、このサービスが使えるからなんです。
関連記事:プラチナカードのコンシェルジュサービス
さらに、この「コンシェルジュサービス」は、追加カードを保有している家族、社員の方も利用可能です。
出張の手配、宿の手配など直接的に業務に関係の無い事に時間をとられず、本来専念すべき業務に専念できる環境が手に入ります。
まとめ
今回は個人事業主でも、サラリーマンでも加入できる「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」について見てみました。
ビジネスカードの最大のメリットを生かしながら、様々な特典は追加カードの社員にも適応できるので本当に使いやすいカードです。
私が現在利用しているダイナースクラブカードのビジネスアカウントカードは、WEB決済で利用できないケースに遭遇することがあり、代替手段を探しているところでした。
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は年会費も安く(プラチナカードとしてはと言う意味で。)、また年間200万以上の決済で、翌年の年会費が半額になるサービスもあります。
現在、ほんとうに加入しようか検討中のカードです。
関連記事:ダイナースクラブ ビジネスアカウントカードのメリット・デメリットのまとめ