たびたびご紹介してきた高還元率クレジットの「ジャックスカード」の改悪が立て続けに発表されています。
2020年11月に、代表的なジャックスカードの還元率が改悪となります。
カード名 | 現還元率 | 改悪後の還元率 |
REXカード | 1.25% | 1.0% |
リーダーズカード | 1.25% | 1.0% |
松井証券カード | 1.0% | 0.5% |
インヴァストカード | 1.0% | 0.5% |
インヴァストゴールドカード | 1.5% | 0.75% |
ここまで連発されてしまうと、年会費無料で高還元率クレジットカードという優位性がまったく無くなってしまった感があります。
今後、まだ他の提携カードで改悪が発表されていないものがありますが、動向を見守りたいです。
REXカードの改悪情報
REXカードは2020年10月請求分まで、2,000円(税込)あたり25REXポイントを得られて、還元率1.25%となっていました。
これが今回の改悪にて、2020年11月請求分からは2,000円(税込)あたり20ポイントとなり、還元率が1%に低下となります。
リボ払いの還元率も低下して、紙の利用明細は有料となります。
また、REXカードというカードは終了して、2020年11月よりカード名称・ポイント名称が変更される予定も発表されました。
1つの追加メリットとして、利用特典で全国の宇佐美直営サービスステーションでの会員優待が開始します。
REXカードの改悪内容は下の通りです。
還元率 | 2020年10月まで | 2020年11月から |
基本還元率 | 1.25% | 1.0% |
リボ払い時の還元率 | 1.35% | 1.3% |
カード利用明細発行手数料 | 無料 | 紙は1通80円(税別) |
宇佐美直営SSでの優待 | なし | ガソリン、軽油2円/L引き 灯油1円/L引き 燃料以外の一部商品は3%OFF |
宇佐美直営SSを利用している方にはメリット出そうですが、それ以外はちょっと厳しいないようです。
リボ払い時の還元率の改悪は軽く抑えられていますが、カード会社の源泉であるリボ払いは利用しないのが基本です。
関連記事:【2020年版】REXカード(レックスカード)の最新情報
リーダーズカードの改悪情報
リーダーズカードは、元々の還元率は1.5%、Amazonで利用できるAmazon限定デポジットで1.8%という驚異の還元率を誇っていました。
このリーダースカードも改悪が連続して、2020年11月からは基本還元率が1.0%のとなります。
リーダーズカードの改悪情報は下の通りです。
還元率 | 2020年10月まで | 2020年11月から |
還元率(リボ以外) | 1.25% | 1.0% |
カード利用明細発行手数料 | 無料 | 紙は1通80円(税別) |
宇佐美直営SSでの優待 | なし | ガソリン、軽油2円/L引き 灯油1円/L引き 燃料以外の一部商品は3%OFF |
REXカード同様に、宇佐美直営SSでの優待が追加されていますが、それ以外では魅力が激減してしまっています。
松井証券カード(MATSUI SECURITIES CARD)の改悪情報
MATSUI SECURITIES CARD(通称:松井証券カード)ですが、こちらも還元率が1.0%から0.5%へと、還元率が半減する超改悪カードです。
松井証券カードの改悪情報は下の通りです。
還元率 | 2020年10月まで | 2020年11月から |
還元率 | 1.0% | 0.5% |
カード利用明細発行手数料 | 無料 | 紙は1通80円(税別) |
こちらは、先の2つのカードと比べると、宇佐美直営SSの優待が無く、さらに厳しい状況に追い込まれています。
インヴァストカード、インヴァストゴールドカードの改悪情報
こちらも証券会社提携のJACCSカードですが、軒並み改悪となっています。
2020年11月からインヴァストカードの還元率が半減します。
インヴァストカードの改悪情報は下の通りです。
還元率 | 2020年10月まで | 2020年11月から |
インヴァストカード還元率 | 1.0% | 0.5% |
インヴァストゴールドカードの還元率 | 1.5% | 0.75% |
カード利用明細発行手数料 | 無料 | 紙は1通80円(税別) |
こちらも宇佐美直営SSの優待付与がなく、還元率だけでは厳しい状況です。
証券会社の提携のJACCSカードは、ポイントを使った運用というルートがあるのですが、その戦略を見なさなくてはならないほどの影響大の状況です。
まとめ
今回は高還元率クレジットの代表格の1つである、ジャックスカードが連発した改悪情報について取り上げてみました。
これらのカードを使っていた方は他のカードのメリット比較して、乗り換えなどの検討をしなくてはならい状況だと思います。
クレジットカード業界でも年会費無料で高還元率を維持するのは、なかなか難しい状況になってきているのだという現れかもしれませんね。
今後も情報に注意していきたいと思います。