基本還元率は0.5%と決して高いものではないですが、秀逸なサービスもありますので、是非ともサブカードとして発行してもらってもいいと思います。
特にマルイでの利用、マルイ以外にも海外利用者には大変便利なクレジットカードとなっています。今回は、改悪情報が発信された「エポスカード」のメリットについても、もう一度見直したいと思います。
エポスカードの概要
もう一度、エポスカードの概要について見てみましょう。
エポスカードの概要 | |
還元率 | 0.5%~10% 一般加盟点では0.5% マルイでクレジットカード決済で1.0% 年4回「マルコとマルオの7日間」開催時は10%還元 |
発行元 | エポスカード |
国際ブランド | VISA |
年会費(税別) | 無料 |
家族カード | なし |
ポイント付与対象の電子マネー | モバイルSuica、楽天Edy、au PAYプリペイドカード |
エポスカードの知られざるメリット
その1 海外旅行傷害保険が自動付帯
エポスカードは年会費無料のクレジットカードですが、海外旅行傷害保険が自動付帯するというメリットがあります。
補償内容としては下の通りです。
保険の種類 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 2000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
傷害死亡・後遺障害保険金以外の保険は、他のクレジットカードの保険金と合算することが可能です。特に傷害治療費、疾病治療費は海外では非常に高額になるので、エポスカードを持っているだけで、海外旅行保険を強化することが可能になります。
その2 利用通知メール
エポスカードは、1,000円以上の利用があった場合に、メールで通知してくれるサービスがあります。当然、海外利用時でも通知してくれるので、設定しておけば安心です。
その3 WEBサイト上で海外利用を停止
海外滞在中に不正利用の被害にあった場合でも、インターネットにアクセスできる環境があれば、公式サイトを通じてカードの利用を停止することが可能です。
海外のネットショッピング、海外ショッピング、海外キャッシングをそれぞれ、個別に設定可能になっています。
その4 現地通貨をATMで引き出し
海外の現地通貨を調達する場合、空港の両替所でもいいのですが、現地のATMでキャッシングする方が結果的に手数料が安く済むことがあります。
これはキャッシング扱いになりますので、日割りの金利が発生します。
支払日を待っていると無駄に利息が膨らむので、帰国後すぐに返済してしまうことをお勧めします。
エポスのATMだけでなく、全国のローソンでも繰り上げ返済可能です。そうすれば、最低限の利息だけで済むので、無駄な利息を支払う必要が無いです。
その5 バーチャルカードを利用可能
エポスカードでは、バーチャルカードを設定することが可能です。オンライン利用に限り、利用が可能です。
海外サイトでちょっとメインのカード番号を入力するのが嫌だな、という場合などに利用しましょう。
いざという時、バーチャルカードの番号はいつでも利用中止できます。
まとめ
基本還元率が0.5%と決して高い還元率ではないエポスですが、付帯する特典など十分に利用価値があるカードだとお分かり頂けたと存じます。
海外現地利用としてのクレジットカードだけでなく、海外旅行保険の上積み用としても十分魅力的なカードです。
ぜひとも、1枚発行されておくことをお勧めします。
