私のメイン銀行である「楽天銀行」から、Mastercardの楽天デビットカードが発行されています。
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これまで、VISA、JCBだけでしたが、Mastercardも加わり、国際ブランドがほとんどそろった事になります。
また、楽天銀行のデビットカードは、VISAタッチ決済、JCBコンタクトレス、Mastercardコンタクトレスと、すべてのブランドでコンタクトレス決済が搭載されているのも特徴です。
さらに楽天銀行デビットカードは、デビットカードとしては破格の還元率1.0%と、楽天カードの基本還元率と変わらない還元率を実現しているのもポイントです。
デビットカードはクレジットカードのような入会審査もなく発行が可能なので、クレジットカードの入会条件に満たないかたでも「きっちり」ポイントを獲得することが可能です。
今回は、楽天銀行デビットカードについて見ていきたいと思います。
楽天銀行デビットカードの特徴
まずは、楽天銀行デビットカードの特徴を確認していきたいと思います。
高いポイント還元率と支払いにポイントの充当が可能
楽天銀行デビットカードは、VISA、JCB、Mastercard、どのブランドでも、利用額100円に対して1ポイントの楽天ポイントが貯まります。還元率としては1.0%です。
事前に楽天会員サイトで、ハッピープログラムへのエントリーが必要になるので、登録は忘れないようにしてください。
また、海外ATMの現地通貨の引き出しは、デビットカードの取引となりますが、JCBブランドのみポイント付与の対象となっている点も注意しましょう。
貯まった楽天ポイントは、楽天銀行デビットカードの決済の支払いに利用する事ができます。1ポイント=1円、最低50ポイントから利用することができます。
楽天ポイントが貯まるけれど、使い道があまりないというケース(非常に珍しいケースだとおもいますが。)の楽天ポイントの使い道として良い使い道だと思います。
選べる国際ブランド
楽天銀行デビットカードは、VISA、JCB、Mastercardの3大国際ブランドから選ぶ事が可能になっています。
デビットカードで3種類の国際ブランドから選択できるのは珍しく、それぞれ個々の利用シーンに合わせて選択する事ができます。
海外ATMで現地通貨の引き出しを予定している場合は、VISA、Mastercardはポイント付与対象外となっているので、JCBを選ぶとよいでしょう。
安心のセキュリティ体制
楽天銀行デビットカードは、安心してデビットカードを利用できるように高いセキュリティ体制を構築しています。
カード情報の盗用による「なりすまし」などの不正利用を防ぐ、3Dセキュアはもちろん完備されています。
また、デイビットカードの利用制限も設定可能で、1日あたりの利用限度額を1,000円単位で設定できたり、国内・海外での利用制限を設定することも可能です。
特に海外のネットショッピングなど全く利用しないという場合は、最初から利用制限を設定しておけば安心ですね。
海外ATMから現地通貨の引き出しが可能
海外で現地通貨が必要な場合も事前に両替の必要がなく、提携ATMで現地通貨を引き出す事が可能です。
この場合、楽天銀行からの引き出しではなく、デビットカードを通じての引き出しになります。
必要な暗証番号は、「楽天銀行デビットカード」の暗証番号となります。
デビットカードをいざ使うタイミングで利用できないという事がないように、海外に行く前に試しに日本国内で使ってみて問題ないことを確認しておくのをおすすめします。
また、デビットカードの海外提携ATMで現地通貨を引き出した場合、その時点の為替レートで楽天銀行の口座から即時残高が引き落とされますが、最終的に加盟店から売上確定情報が楽天銀行に到着した時点で最終の調整が行われます。
利用即時で引き落された金額と、売上確定情報が楽天銀行に届いた時点の為替レートによる差額が発生した場合は、不足している場合は追加で引き落しされたり、逆の場合は返金されたりします。
公式サイトでは、「売上確定情報の到着まで加盟店によっては2週間以上かかる場合がある」と書かれているのですが、具体的な表示がないので、為替リスクが気になる場合は素直に両替所で両替するのもありかもしれません。
私の場合は、基本はカード、デビット決済で少額の現地通貨しか持たないようにしています。いちいち両替するのも面倒なので、ATMで引き出す事にしています。
まとめ
今回は「楽天銀行デビットカード」について、ご紹介させて頂きました。
いろいろメリットはありますが、なんと言っても「デビットカード」利用で、基本還元率1.0%を実現しているという点だと思います。
いろいろな事情でクレジットカードを持つことが出来ない場合や、年齢制限などで発行できない場合などでもきっちり「ポイント」を無駄なく獲得することが出来ます。
クレジットカードのように、いくらつかっているかわからない、という事もないので、クレジットカード嫌いだという方にもおすすめです。
せっかく同じ金額を支払うのだったら、少しでも還元があった方がお得ですよね。是非ともご検討ください。