どんなクレジットカードもそうですが、世界的なハイステータスカードであるラグジュアリーカードにも利用限度額が存在します。
ラグジュアリーカードはクレジットカードの中でも、利用限度額が増えずらい傾向にあるカードでした。
そのラグジュアリーカードが2020年10月中旬より、デポジット(事前入金)のサービスをスタートさせることが判明しました。
これで、ハイステータスカードのラグジュアリーカードでありながら、限度額のシビアな設定に悩まされることなく、高還元率のカードを使ってポイントを貯める事が出来るようになりました。
ラグジュアリーカードのデポジットサービス
2020年10月中旬より、ラグジュアリーカードのデポジット(事前)入金サービスが開始されます。
デポジットを利用することで、クレジットカードの限度額を超える金額でも、決済が可能になります。

ラグジュラリカードの限度額は意外にシビア
ラグジュアリーカードはハイステータスカードゆえに、いくらでも決済出来そうなイメージですが、その限度額は意外に小さく設定されています。
カード種類 | 還元率 | 年会費 | 限度額 |
ラグジュアリーカード チタン | 1.0% | 5万円(税別) | 50万円程度 |
ラグジュアリーカード ブラック | 1.25% | 10万円(税別) | 100万円程度 |
ラグジュアリーカード ゴールド | 1.5% | 20万円(税別) | 300万円程度 |
見て頂くと、利用金額が突出して高いと言うわけではないですね。
利用とともに限度額も上昇するのですが、他のクレジットカードと比較すると、ラグジュアリーカードの限度額は上がりにくい傾向にあります。
クレヒスを積んでいたとしても、限度額増額の申請がNGとなるケースもあるようです。
それゆえ、面倒くさい手続きを抜いて、デポジットで利用限度額を増やせるというサービスは、非常にメリットがあるわけです。
デポジット利用で、限度額の問題は全てクリア
ラグジュアリーカードにデポジットが導入されると、限度額を超えた超高額決済が可能になります。
まあ、お店側が対応しているかどうか、という問題はのこりますが、例えば1,000万円の決済も可能になります。
デポジット制度は他社カードだと、アメックスでも採用されていますが、ラグジュアリーカードの国際ブランドはMastercardになります。
アメックス以上に加盟店が多いという利点もあるので、海外旅行前などでは重宝するでしょう。
デポジットサービスの注意点
事前準備が必要
デポジットサービスを利用する為に、事前にカスタマーサービスに連絡して、「利用目的」、「利用予定日」を伝える必要があります。
カード決済の「今」のタイミングで、直ぐに入金してデポジットサービスを使うという、機動的な使い方は出来ないようです。
振込手数料が発生
デポジットサービスを利用するには、事前に専用口座に入金する必要があります。この時の振込み手数料は、利用者負担になりますので注意しましょう。
振込手数料は通常の銀行口座で考えても、100万単位でも相当な手数料になりますので、これは還元率が高くてもネガティブな部分です。
まとめ
ラグジュアリーカードは、世界的なハイステータスカードです。
ただ、今までは利用限度額の設定が一般的なクレジットカードと同じ設定となっており、高額決済に難点がありました。
今回、ラグジュアリーカードでデポジットサービスを開始することで、限度額の縛りがなくなります。
さらに24時間365日利用可能なコンシェルジュサービスなど、非常に充実した1枚なのでより使いやすいクレジットカードになるでしょう。