
Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)の還元率が、2022年5月1日から2%から1%に改悪されることが発表されました。
LINEクレカが登場した時は還元率2.0%と素晴らしい還元率でした。実は、その還元率もキャンペーン扱いとなっており、その推移は3%から今回の1%まで徐々に引き下げられていました。
Visa LINE Payクレカの改悪内容
Visa LINE Payクレカの還元率が、2022年5月1日の利用分から還元率が半減します。
- 2022年4月30日まで:還元率2.0%
- 2022年5月1日から:還元率1.0%
2%還元のメリットを享受するためには、決済データを2022年4月30日までにカード会社に到着させる必要があります。決済データの遅れを無くすには、4月中旬ごろまでに決済す流のが良いですね。還元率が半減するので影響は大きいので、高額の決済を予定しているのであれば、ぎりぎりの決済は避けた方が無難です。
直近ではTOYTA WALLETの改悪を取り上げましたが、キャッシュレス関連の還元率の改悪が続いています。ポイントを貯める目的で利用していた身としては、残念でなりませんね。クレジットカード会社の場合ですと、ほぼ加盟店からの手数料が主な収入源になっているので、体力勝負の側面があります。
今回、LINEカードも還元率が1.0%となってしまいました。
ただ、LINEカードが改悪されたと言っても1.0%という数字はまだまだ、主役級のカードとしてメインを張れる実力があります。LINEポイントは航空会社のマイルに移行したり、特定の店舗利用でポイントが倍増するなどのメリットがありませんが、LINEポイントをうまく使い切れるという生活シーンがある方にはまだまだ、利用価値はあると言えるでしょう。
今後も改悪情報に注意しましょう
クレジットカードやキャッシュレスの還元率は、多くのユーザーがチェックしている為、条件の良いものは瞬時に多数のユーザーが集まります。高還元率の提示はユーザー集めという目的なので、その意味では成功です。ところがポイント還元するにはカード会社の体力=原資が必要です。想定以上にユーザーが集まり、還元ポイントが多くなりすぎると、カード会社の収益が悪化して、還元率の改悪を招くという悪循環になります。これまで多くの高還元率カードが改悪され、新たに高還元率の決済が生まれては、改悪され・・・を繰り返しています。
これからもずっと高還元率で使い続けることができる決済サービスというのは存在しない、という前提で、常にメリットのある決済手段を探していく必要がありそうです。