横浜市営バスが2023年12月1日より、観光系路線でのタッチ決済の範囲を拡大し、2021年10月1日からタッチ決済開始していたVisaカード以外の、他の国際ブランドのクレジットカードも利用できるようになります。
今回のタッチ決済追加によって、JCB、American Express、Diners Club、Discover、そして銀聯(UnionPay)の各カードブランドが新たに利用可能となります。
デビットカードやプリペイドカードにも対応していますが、Mastercardのみ利用ができない点は注意が必要です。
タッチ決済が利用できる横浜市営バスの路線は次の路線です。 「BAYSIDE BLUE」(連節バス)、観光ルート「あかいくつ」、週末限定の「ぶらり三溪園BUS」、三井アウトレットパーク横浜ベイサイドへの直行便、「ぶらり野毛山動物園BUS」、そして「109系統〖特急〗」です。
運賃は路線によって異なります。例えば「109系統〖特急〗」では、大人は220円、小児は110円ですが、現金での支払いはできません。その他の路線の場合、大人と小児の運賃は通常220円と110円ですが、三井アウトレットパーク横浜ベイサイドへの直行便では大人650円、小児325円となっています。
横浜市営バスでのタッチ決済は簡単で、運賃箱にタッチ決済対応のカードをかざすだけで運賃の支払いが可能です。ただし、小児運賃や障害者割引を利用する場合、または複数人での利用時には、事前に乗務員に申し出る必要があります。
利用履歴は「Q-move」システムを通じて確認できますが、このシステムを利用するには会員登録が必要です。 さらに、タッチ決済はクレジットカード情報が登録されたスマートフォンでも利用できます。
ただし、対象となる路線以外では使用できません。また、海外で発行されたカードなど、一部利用できない場合もありますのでご注意ください。