みんな大好きEPOSカード。特にエポスゴールドは高還元率カードとしてとても有名で、使い方次第で年会費永年無料となり、誰もが1度は聞いたことがあるクレジットカードだろう。若干の改悪があったものの、それでも不動の高還元クレカの地位を守っている。
エポスゴールドカードの特徴は何といっても最大還元率は1.5%だ。
しかも、選べるポイントアップショップは370以上もある加盟店の中から、よく利用する3店舗を登録すれば、いきなり最初から1.5%還元になる。
つまりエポスゴールドカードの年会費を無料にしてしまえば、最強の1枚が出来上がるというわけ。
ただ、このクレジットカードには実は落とし穴がある。その落とし穴を「上手く回避」することで、誰でも「おいしい」特典を受けられる最高のカードが出来上がるというわけ。
ということで、エポスゴールドカードがどれだけお得になるのか、回避しなければならないポイントを解説する
<年会費無料で最高還元1.5%まで高められる>
最初にも書いた通りだけど、エポスゴールドカードは最高還元率1.5%になる。さらに年会費無料で持つことができる。
年会費を払って還元率1.5%超えってカードはあるけれど、年会費無料でってなるとそうそうお目にかかることは無い。
エポスゴールドカードの基本スペックはこんな感じ。
エポスゴールドカード | |
還元率 | 一般加盟店0.5 % マルイで利用 1.0% 「マルコとマルオの7日間」開催時は10% |
年会費 | 5,000円 インビテーションを受けた場合は永年無料 50万円以上/年の利用で次年以降永年無料 |
国際ブランド | VISA |
家族カード | なし |
エポスゴールドはとにかく年会費無料を目指す
エポスゴールドカードを入手する方法は2つ
- 直接申し込む
- エポスカードを年間50万円使って、インビテーションを獲得する
手っ取り早くエポスゴールドカードを手に入れるには、直接申し込めばいい。ただこの場合は年会費が発生するので、とにかく年間50万円を利用して翌年以降の年会費を無料にしてしまうことを目指す。
どうしても年会費は払いたく「ない」場合は、先にエポスカードを発行する。エポスカードで年間50万円以上利用すると、ゴールドカードへのインビテーションが届く。このインビテーションでゴールドカードに切り替えれば、初年度からエポスゴールドの年会費は発生しない。
とにかく還元率のために年会費を払うことなんて意味なし、さっさと年間50万円を使って年会費を永年無料にすることを目指す。
1.5%還元になる仕組み
エポスゴールドカードの通常還元率は200円につき1P、つまり0.5%還元。ここに1.0%を積み上げるために活用するのが「年間ボーナスポイント」。

年間のカード利用金額に応じて、ボーナスポイントがプレゼントされる。年間50万円の利用で2,500P、年間100万円の利用で10,000Pが付与される。
エポスゴールドカードの最高還元率が1.5%とされるのは、基本還元率の0.5%に、この年間100万円利用で付与される10,000P(1.0%分)を加えて、1.5%になっているという仕組み。
100万円利用が最高還元率になる理由
次にこのグラフを見てもらいたい。
これはエポスゴールドの通常還元率にボーナスポイントを加えた場合の、トータルの還元率を示している。

ボーナスポイントが付与される50万円で、通常還元0.5%とボーナスポイント分0.5%で合計1.0%還元になる。その後、徐々に還元率は下がり、10,000Pが付与され1.0%が加算され最高の1.5%を記録する。
その後は、どんどん下がるという意味。
150万円で1.25%まで下がってくる。それ以上はどんどん下がって、200万円で1.0%に戻ってくる。
実際200万円使うのであれば、もう1枚クレジットカードを用意して、2枚使いの方が還元率は高い。例えば、メインを三井住友NLで100万円で1.5%、エポスゴールドをサブで100万円の1.5%、合計3.0%狙いのほうがお得。
1契約あたり200円につき1Pに注意
エポスカードのポイントを貯める場合に注意する点として、「1契約の利用200円(税込)毎に1Pが貯まる計算方法」がある。
つまり、1回のクレジットカードの支払いが200円未満の場合は、1Pも付与されないということだ。
「あれ?使った金額よりポイント付与が少ないな」と思ったら、200円未満の決済が多くないか、明細をチェックしてみるのがよい。
実は200円未満の決済が多い場合は、1か月の合計金額に対してポイント付与計算が行われるクレジットカードに切り替えるといい。