au PAYカードは、KDDIが三菱UFJニコスと提携して発行しているクレジットカードになります。通常カードと、ゴールドカードの2種類が存在しています。そして、auのサービス利用がお得になります。
クレジットカードの利用で貯まるポイントは、Pontaポイントです。通常還元率は1.0%になります。
auユーザー以外でも、au PAYカードは保有の利点があります。今回はメリットとデメリットをご紹介させて頂きます。
au PAYカードのメリット
還元率1% Pontaポイント付与
au PAY カードは100円(税込)ごとに1Pontaポイントがたまります。還元率は1.0%になります。
年会費無料のクレジットカードで、還元率1.0%というのは十分に満足できる水準だと思います。
ポイント加算の計算は、利用の都度付与判定になります。毎回99円以下の支払いにはポイントが付与されない点には要注意。
auカブコム証券での積立投信も1%還元
au PAYカードは、auカブコム証券での積立投信も、1%還元の対象となります。
この辺りはSBI証券は一般カード0.5%、楽天カードも低コストのインデックス関係は0.2%に改悪が入ったので、1%メリットは大きいです。
au PAYポイントアップ店
au PAYカードの利用でポイントがアップする、ポイントアップ店があります。
ポイントアップ店では200円毎にPontaポイント1Pが増量で付与されます。
ただ、2023年3月31日でセブン-イレブン、イトーヨーカドー、ヨークマートなど、セブン&アイ系のポイントアップ店が終了となるので、メリット感がなくなります。
ポイントアップ店のリスト(公式サイト)です。
ポイントはPonta1ポイント1円で使える
au PAYカードで貯めたPontaポイントは、1ポイント1円で使うことができます。また、au PAYカードの支払いにも充当できるので、使い勝手は非常によいと思いますよ。
au PAYチャージに使って、スマホ決済のau PAYで使ってもよいですね。
Pontaポイントの有効期限は、ポイント付与日から1年間となります。
ただ、1ポイント獲得すると、保有している全ポイントの有効期限が1年間延長されるので有効期限が切れることは無いと思います。
au PAYカードのデメリット
auの契約がないと年会費が発生
au PAY カードに登録されたau IDに紐付くau携帯電話、auひかり、auひかり ちゅら、UQ mobile、povo1.0、povo2.0の契約がない場合で、1年間のクレジットカード決済がない場合は、1,375円(税込)の年会費が発生します。
povo2.0をサブ回線契約したり、au PAYのチャージに使っていればこの辺りは特にデメリットになることもないとは思います。
電子マネーへのチャージはポイント対象外
このあたりは仕方ないところですが、電子マネーへのチャージでポイントは貯まりません。スマホ決済のau PAYへのチャージもポイント対象外となっているのが、ちょっと厳しいですね。単純にau PAYへのチャージのことだけ考えたら、現時点ではエポスカードがおすすめです。
ETCカードの発行手数料が有料
au PAYカードの発行手数料が、初回のみ1,100円(税込)が必要なります。発行から1年以内にETCカードを利用すると、発行手数料の相当額を初回通行料の支払い翌月の請求額から差し引かれる仕組みがあります。
ETCカード年会費は無料です。
au PAYゴールドカードとの比較
au PAYカードには上位カードとして、au PAYゴールドカードが存在しています。公式サイトでもゴールドカード推しのようです。
年会費は11,000(税込)となっていますので、ゴールドカード特典を利用する/利用しないで判断するとよいと思います。
特に、au通信料・auひかりなどの固定回線の支払いが+10%還元となり、通常の1%と合わせて最大で11%のPontaポイント還元となる点が大きいです。
そして、au PAYゴールドカードからau PAY残高にチャージすると、チャージ金額の1%のPontaポイントが還元されます。ただし、au通信料をau PAYゴールドカードで支払いしている場合でauかんたん決済を使ってのチャージはポイント還元の対象外となります。きっちり抜け道は潰されてますね。
auユーザーでなく、ガンガンau PAYを使ってない限りは、わざわざau PAYゴールドカードにする必要はないですね。
ゴールドカード特典の空港ラウンジとか使いたいというのなら、話は別ですが。