イオンゴールドカードのメリット・デメリットのまとめ。2020年版まとめ

イオンゴールドカード クレカ
記事内に広告が含まれています。

イオンゴールドカードというクレジットカードが、イオンの買い物でお得に買い物ができで人気です。

イオンゴールドカードはインビテーション制のクレジットカードですが、流通系クレジットカードですのでハードルは超える事ができない壁ではありません。

さらにクレジットカードと電子マネーのWAONの一体化型で、イオン銀行のキャッシュカードが付帯しているイオンカードセレクトのゴールドカードも存在しています。

イオンゴールドカードは、イオンカードの特典はもとより、電子マネーのWAONのお得な仕組み、イオンラウンジの利用、ショッピング保険、旅行傷害保険が付帯した、豪華でコストパフォーマンスが高いクレジットカードです。

しかも、イオンゴールドカードは年会費無料となっているので、特典が加算されればされるほどお得なクレジットカードです。

今回は、お得なメリットしかないイオンゴールドカードに焦点を当てて、詳しくご紹介していきましょう。

イオンゴールドカードの概要

イオンゴールドカードは、イオングループのイオンフィナンシャルサービスが発行しているクレジットカードです。当然ながら、イオングループでの特典がたっぷり豊富に揃っています。

国際ブランドは、VISA、Mastercard、JCBから選択可能

VISAとMastercardは世界中で加盟店が多く、JCBに既に入会している方、世界中を1枚のクレジットカードで旅行したいととかいう要望があれば、VISAとMastercardを選択しておけば間違いありません。

クレジットカードの国際ブランドは、 Mastercard、VISA、JCB、AMEX、DinersClub、中国銀聯(ユニオンペイ)とあります。

クレジットカードの国際ブランドの売上でのシェア争いは、ざっと下のようになっています。

  • VISA 56%
  •  Mastercard 23%
  • 中国銀聯(ユニオンペイ) 16%
  • AmericanExpress 3%
  • JCB 1%
  • Diners Club 1%

クレジットカードを発行するのであれば、VISA、 Mastercardの2大ブランドで先ず持っておけば、世界中のどこに言っても困ることはないと思います。

なお、ミッキーマウスデザインのイオンカードを選択した場合は、JCBブランドだけとなります。また、トイ・ストーリーデザインのものも同様にJCBブランドの発行となります。

ポイント還元などについて

まず気になるポイント還元について、ご説明します。

イオンゴールドカードは、一般加盟店でクレジットカードを利用した場合は、購入金額200円(税込)につき、1ポイントの「ときめきポイント」が付与されます。

還元率としては0.5%となっております。

税別でなく税込の金額に対して、ポイント付与されるのは地味にお得感があります。

また、公共料金、携帯電話料金、税金、保険料の支払いにイオンゴールドカードを使った場合でも、満額のポイントが付与されます。

高還元率カードと言われるクレジットカードの中でも、これらの料金の支払いはポイント付与が半減したり、付与の対象外というのも珍しくはありません。

積極的に、イオンゴールドカードを使って料金を支払いた意ですね。

注意点としては、JR東日本での利用分(みどりの窓口、びゅうプラザ、券売機、モバイルSuicaなど)は400円ごとに1ポイント、還元率は0.25%となりますので、注意して使うようにしましょう。

イオンゴールドカードは「ときめきポイントTOWN」というモールを経由して、ネット通販で買い物をすると、ポイントアップする制度があります。

ときめきタウン

大手のAmazonや楽天市場で2倍、最大で21倍になるケースもありますので必見です。

年会費等について

イオンゴールドカードの年会費は、無料です。特典が充実しているゴールドカードでありながら年会費が無料なのは、イオンゴールドカード、エポスゴールド カード 、セブンカード・プラス・ゴールドの3種類となります。

それぞれ関連記事でご紹介していますので、興味がある方は、関連記事をご覧ください。

関連記事:エポスゴールドカードのインビテーションにチャレンジ!

関連記事:【改悪】nanaco利用者必見!セブンカード・プラスのみがチャージ可能に

お得なクレジットカードといえば年会費がバカ高いカードが多い中、年会費が無料というのは希少な存在です。

家族カードも無料で発行が可能です。家族カードを申し込む条件は、生計を共にする配偶者・親・子供(18歳以上で高校生を除く)で、3名まで発行が可能です。

請求は本人会員の口座から一括引き落としとなっており、家族カードの利用分のポイントも本会員にまとめられます。

ETCカードの発行について

ETCカードの発行・年会費が無料となっています。

ETCカードはクレジットカード1枚につき1枚の発行となり、支払い口座はクレジットカードと同じ口座です。

ETCカードの利用時も、ショッピングと同様にときめきポイントが貯まります。還元率は0.5%と少し物足りない還元率です。

しかし、イオンのETCカードなら、ETCカードで開閉バーに激突し車両を損傷した事故に対して、年1回一律5万円の見舞金が支払われる制度がついています。

イオンゴールドカードならでわの特典

イオンゴールドカードには、多数のお得な特典がたくさん付帯しています。

通常のイオンカードに無く、イオンゴールドカードのみの特典は下の通りです。

  • イオンラウンジ
  • 空港ラウンジサービス(新千歳空港、成田空港、羽田空港、伊丹空港、福岡空港、那覇空港)
  • ショッピング保険(年間300万円まで)
  • 海外旅行傷害保険(最高5,000万円)
  • 国内旅行傷害保険(最高3,000万円)
  • フリーダイヤルで待ち時間が短い問い合わせサポート
  • 高い利用限度額

イオンラウンジサービス

イオン店舗内にあるイオンラウンジでは、ドリンクサービスが受けられるゴールドカード専用のラウンジが設けられています。

カード会員と同伴3名まで入室可能です。

さすがにショッピングモールなので、土日祝は混在が目立つようですが、休憩場所が確保できるので嬉しいサービスですね。

空港ラウンジも利用可能

上級のクレジットカードの特典である空港ラウンジのサービスも、イオンゴールドカードもきっちり準備しています。

イオンゴールドカードは年会費無料にもかかわらず、羽田、新千歳、成田、伊丹、福岡、那覇の空港ラウンジを利用する事が可能です。

対象空港は少ないですが、主要な空港を押さえている点は高評価です。

ショッピング保険(年間300万円)

イオンゴールドカードには、「ショッピングセーフティ保険」が付帯しています。

クレジットカード払いで購入した1商品5,000円以上のものが対象です。(WAON払いは対象とならないので注意しましょう。)

偶然による事故で購入から180日以内に被害を受けた場合に、年間300万円の補償があります。

ノーマルイオンカードの場合は、年間50万までですので、非常に充実した補償と言えるでしょう。

充実の海外旅行傷害保険

イオンゴールドカードは、海外旅行傷害保険も充実しています。年会費無料のクレジットカードの場合は、「おまけ」程度に付帯している場合が多いですが、こちらは本格的な補償を受ける事ができます。

ただ一点、イオンゴールドカードの海外旅行傷害保険は、「利用付帯」ですので、旅行費用はイオンゴールドカードで支払いましょう。

イオンゴールドカードの海外旅行保険
保険の種類 補償金額
傷害死亡 最高5,000万円
傷害後遺障害 90万〜3,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 100万円
賠償責任 3,000万円
携行品損害 30万円
救援者費用 100万円

詳しくは保険約款を確認する必要がありますが、年会費無料のクレジットカードとしては非常に充実した内容だと思います。

国内旅行傷害保険も充実

国内旅行傷害保険は利用付帯ですので、国内旅行の費用をイオンゴールドカードで支払っていれば国内での旅行に関わる事故について傷害保険がつきます。

イオンゴールドカードの国内旅行保険
補償の種類 補償金額
死亡 3,000万円
後遺障害 90万〜3,000万円
入院 1日につき5,000円
手術 5万円/10万円/20万円
通院 1日につき3,000円

こちらも充実した内容です。保険については保険約款を十分に確認しましょう。

インビテーションの条件

イオンゴールドカードは、直接申し込む(突撃)することはできず、平イオンカードを利用してクレヒスを積んでインビテーションを待つ必要があります。

平イオンカードを保有して、年間100万円以上の利用があればインビテーションが届くようです。これは、公表されていますので確かです。

イオンゴールドカードの条件

直近年間100万円は、毎月10日を基準として遡った12カ月の利用料金の合計です。

コツコツとイオンカードで利用を積み重ねれば達成はできます。年会費無料のイオンゴールドカードは、特典が手厚いので是非とも狙っていもらいたいゴールドカードです。

イオンゴールドカードの中で、イオンゴールドカードセレクト限定の特典

通常のイオンカードに、イオン銀行の口座が付帯したイオンセレクトカードにも、ゴールドカードが存在します。イオンゴールドセレクトです。

カードの基本的な部分はイオンゴールドカードと同じですが、イオン銀行のキャッシュカード機能が付帯したカードだからこそのセレクト限定特典があります。

WAONへのオートチャージでポイントの二重取りが可能

通常のイオンゴールドカードとイオンゴールドカードセレクトの大きな違いは、イオン銀行口座からWAONへのオートチャージで0.5%のWAONポイントが付くことです。

ポイントの二重取りができるのは、非常稀有な存在です。

WAONへのチャージでポイントが付与されるのは、イオンゴールセレクトもしくはJALカード、JMB WAONでJALのマイルを獲得するかの二択です。

しかしJALカードについては2021年3月31日までの期間限定キャンペーンとなっているので、将来的にはイオンゴールドセレクトのみとなります。

イオンゴールドカードのデメリット

ここからは、イオンゴールドカードのデメリットです。

イオンゴールドカードのデメリットは、なんと言っても一般加盟店での還元率が0.5%と低く抑えられている点です。

イオンゴールドカードと同じ年会費無料のゴールドカードのエポスゴールドカードは、3つの加盟店を指定して還元率を1.5%まで上げる事ができます。また、利用料金に応じてボーナスポイントをもらえる仕組みがあります。

関連記事:エポスゴールドカードのインビテーションにチャレンジ!

その他には、モバイルSuica、SMART ICOCAへのチャージはポイント付与の対象となりますが、モバイルSuicaへのチャージは400円ごとに1ポイント(還元率0.25%)と低還元となる点もデメリットです。

まとめ

イオンゴールドカードは、通常のイオンカードにはない特典が沢山搭載された優秀なクレジットカードです。

さらに年会費無料という維持コストも低いのも、嬉しいポイントです。

イオングループ発行のクレジットカードですので、当然イオングループで利用する場合に最大の効果を発揮します。

逆にいうと、イオン関連で利用する機会が少ないと、一般加盟店での還元率が1.0%止まりなのがデメリットになるでしょう。

普段のライフスタイルで、イオングループをよく利用するという場合は、是非とも発行を狙って欲しいクレジットカードです。