2023年7月31日からスタートしたドコモの「dカード」のリニューアルについてです。特に、新しく追加された「利用通知」や「利用制限」について詳しく解説していきます。
リニューアルされたdカードの特徴
新しいdカードは、従来のdカードとはデザインが大きく変わり、より使いやすさと安全性が向上しました。まず、カードの氏名、クレジットカード番号、有効期限が裏面にまとまり、見た目がすっきりとしました。また、dカード GOLDは3種類、dカードは5種類からデザインを選べるようになりました。
そして、利用金額や日時をメールやアプリで通知する「利用通知」サービスや、不必要な使用を制限する「利用制限」サービスが追加されました。
利用通知サービス
新しく追加された利用通知サービスは、カードの利用があった際に、その詳細をリアルタイムで知ることができるサービスです。これにより、怪しい使用があった場合でもすぐに把握し、対応することが可能となりました。これはクレジットカードを持つ上で非常に重要な安全性を向上させる機能で、持っているだけで安心感が増します。
利用制限サービス
利用制限サービスは、海外利用やWEBでの買い物、家族カードの利用などを個別に制限することができます。例えば、主に日本国内で利用している人や、一時的にカードが見つからない場合など、利用を制限したいシチュエーションに対応できる機能です。
既存の利用者に向けた注意点
ただし、既存の利用者の場合、カードのデザイン変更や新サービスの利用については、カード番号の先頭4桁によって手続きが異なります。
「4363」「5344」「5365」から始まるカードの場合は、dカードサイトや電話でデザイン変更や新サービスの設定が可能となります。ただし、デザイン変更には1,100円(税込み)の手数料が発生します。
一方、「4980」「5302」「5334」から始まるカードの場合は、新サービスを利用するためにはカードの切り替えが必要となります。カード切り替えは手数料無料で可能ですが、カード番号が変更されることに注意が必要です。
まとめ
dカードのリニューアルは、カードのデザインだけでなく、新たなサービスの追加により、より使いやすく、安心して利用できるカードになりました。これからクレジットカードを始めて利用する方や、ポイ活を始めようと思っている若年層にとって、一つの選択肢になることでしょう。
既存のdカード利用者の方も、新サービスの利用についてはカード番号の先頭4桁による手続きの違いを理解し、無駄な手数料を払わないように注意しましょう。