数々あるイオンカードのうち、MastercardとJCBブランドのカードが非接触決済の導入が開始されました。
Mastercardコンタクトレス、JCBコンタクトレス(タッチ決済)という呼び名です。
これで、イオンカードにおいても、VISA、Mastercard、JCBのタッチ決済が利用できるようになり、さらに便利になりました。
徐々に導入が始まった日本国内のタッチ決済ですが、CMの効果もありVISAが先行しているイメージが強かったです。
クレジットカード決済においても、電子マネー決済と同様に端末にカードをかざすだけで支払いが完了し、サインレス、暗証番号も不要で、このコロナ禍のなか「もの」の受け渡しがなくなる点においてもメリットがあると思われます。
タッチ決済対応のカードは、下の図のように4本の電波が飛んでいるイメージのロゴがついています。
タッチ決済対応のイオンカード
イオンカードのうち、2020年10月より順次タッチ決済対応のカードを発行しているようです。
発行状況はイオンカードコールセンターに問い合わせて確認する事ができます。受付時間は年中無休の9:00~18:00となっています。
- ナビダイヤル:0570-071-090
- 有料TEL:043-296-6200
既存カードの会員も、タッチ決済対応のカードに切替えOKのようです。
現在、イオンカードでタッチ決済に対応しているのは次のカードです。
- イオンSuicaカード
- JQ SUGOCA
- JMB JQ SUGOCA
- イオンカード Kitaca
- イオンSUGOCAカード
- 緑の募金イオンカード
- アビリティーズカード
イオンカードのその他、タッチ決済の概要については、公式FAQに掲載されております。
Mastercardコンタクトレスについて
Mastercardのタッチ決済サービスは、「Mastercardコンタクトレス」という名称です。VISAと同じように、 Mastercardコンタクトレス対応のクレジットカードには、マークが記載されています。
日本国内で使えるお店も着実に、増えて来ています。
- ローソン、マクドナルド、HUB
- 表参道ヒルズ、京王百貨店、新丸ビル・丸ビル(一部除く)、六本木ヒルズ
- TSUTAYA(一部除く)、文教堂(一部除く)、
- メガネ Phiten、メガネストアー
- 伊丹空港、Airport Limousine、関西国際空港、神戸空港、Japan Taxi
- ペイメント ぐるなびPay、Uペイ
Mastercardコンタクトレスも、使い方は一般的な電子マネーと同じです。決済時に、 Mastercardでと伝えて、対応しているクレジットカードを端末にタッチすれば決済完了です。
Mastercardコンタクトレスは海外での対応店舗も、拡大しています。利用可能な国は80カ国、600万以上の加盟店で利用する事ができます。
VISAタッチ決済
例えばVISAタッチは世界基準のセキュリティ技術であるEMVの認証技術が用いられており、日本を含んだ71の国、地域で採用されています。
日本ではやっと広まり始めたクレジットカードのタッチ決済ですが、実は世界では標準的な決済方法として広まっています。
VISAタッチは国際標準規格なので、世界の各地で利用できます。クレジットカード決済でありながら、サイレンレス、暗証番号レスで、まるで日本の電子マネー決済と同じように決済ができます。
クレジットカードを店員に渡す必要もなく、カード番号を覚えられたり、スキミングのリスクも激減します。
VISAタッチが使えるお店
まずはVISAタッチの使える生活シーンを見てみましょう。
VISAタッチ決済が行えるお店には、下の図のようなマークが掲示されています。
例えば、日本国内でVISAタッチ決済が使える加盟店は、以下の店舗となります。
- ローソン、マクドナルド、TSUTAYA、HUB
- イオングループに導入予定
- ゼンショーグループの一部店舗(すき家・ココス・ビッグボーイ・ジョリーパスタ・華屋与兵衛・はま寿司など)
- 関西国際空港、東京空港交通 Airport Limousine
- イケアストア全店(IKEA Touchpoint 熊本を除く)
- 阪急阪神第一ホテルグループ、ホテルヴィラフォンテーヌ
- メガネストアー、京王百貨店、表参道ヒルズ、東急プラザ銀座、丸ビル、丸の内オアゾ
- 伊藤園の飲料自動販売機(一部)
- JapanTaxi(決済機付きタブレット搭載車両)
- ぐるなびPay
その他の加盟店は、VISAタッチの公式サイトに掲載されています。
個人的にはHUBで導入されたのが、便利でした。何度も決済しにいきますから、その都度、クレジットカードを渡すのも面倒でしたから。
VISAタッチ決済で支払いは、いつもの通り「VISAで」と伝えるだけでOKです。端末がのリーダー部分のライトが光ったら、カードをタッチするだけです。楽天Edyやnanacoなどの電子マネーとまたったく同じです。
JCBタッチ決済(JCB Contactless)
JCBではJCBタッチ決済(JCB Contactless)という名称となっています。
現時点では、JCBブランドの一部のカードで利用出来ると言ったイメージになっています。日本国内唯一の国際ブランドなので、日本国内で利用できる加盟店は着実に増加しています。
意外なことに、JCBオリジナルシリーズ(いわゆる、プロパーカード)には、JCBタッチ決済の機能が搭載されたクレジットカードは存在していません。
その代わりApple Payに登録すると、QUICPayとして利用できるようになります。
まとめ
ついにイオンカードに待望のタッチ決済が導入スタートとなりました。すでに一部カードから切替えが進んでいる模様です。
Visaタッチ決済は既に使える状態だったので、Mastercard、JCBが追加され結果、イオンカードで使える国際ブランド全てが対応という形になりました。
端末にかざすだけで決済が完了する利便性は、既にスマホ決済などで経験済みかとおもいます。さらに、クレジットカードならではの後払い式なので、事前チャージも不要で更に便利に使う事が出来るよになります。