ダイナースクラブ を退会する手続きと方法、注意点など

ダイナースクラブを退会する方法と注意点 クレカ
記事内に広告が含まれています。
悲しむ女性のイメージ

私のメインカードとして活躍しくれていたダイナースクラブ プレミアムカードですが、今回の更新(年会費が発生する)タイミングで残念ながら退会となりました。

ダイナースクラブ プレミアムカードを退会した理由としては、大きく2点挙げられます。

ダイナースクラブ プレミアムカードを退会した理由
  1. コロナ禍の終息が見えなく、カード付帯のベネフィットを使えない。
  2. 最上位カードの為、いくら使っても上がない。

コールセンター、コンシェルジュの対応は申し分なく、自動音声で待たされた挙句に「おかけ直しください」の一言と共に、一方的に通話を切られるという対応など絶対に無く非常に満足度の高いクレジットカードでした。

しかしながら、コロナ禍により外出の機会が極端に減った事により、カード付帯のベネフィットを使う機会の激減し、決済カードとしての利用がほとんどになっていました。そして、決済カードとしての利用が多くなるについれて、いくら決済してもその上がないというのもなんだか面白くないなと感じるようになっていました。

ダイナースクラブカードを退会した理由

クレジットカードにハサミを入れるイメージ

クレジットカード付帯のベネフィットを使えない

ダイナースクラブ プレミアムカードはダイナースクラブ最上位カードなので、ダイナースクラブのプロパーカードに付帯するすべてのベネフィットを利用できます。カード付帯のベネフィットは折に触れてこのブログでもご紹介してきました。ダイナースクラブはT&Eカードに位置するクレジットカードなので、旅行・グルメ・エンタメなどのジャンルで多くのベネフィットが付帯しています。

コロナ禍による外出機会の減少によりベネフィット利用の機会も減少し、せっかくの特典もほとんど利用しなくなりました。

最上位カードの為、いくら決済してもこれが限界

ダイナースクラブ プレミアムカードは、ダイナースクラブの最上位カードになります。結局のところ、どんなに決済しまくっても、これ以上のは無いわけです。そもそも、先にお話しした通り、ダイナースクラブ プレミアムカードは単に決済カードとしての運用がメインになっていたので、決済するだけむなしいというか、別にダイナースでなくてはならないという理由が無くなってしまったんですね。

T&Eカードとしてベネフィットをいろいろ活用したいと思っていたけれども、コロナ禍で利用機会が激減してしまった。そして、メインカードとして決済利用していたけど、上位カードにインビテーションされる事も無いので利用目的を失った。というのが、今回のダイナースクラブ退会の理由ですね。

ダイナースクラブカード退会時の注意点

年会費発生の日

ダイナースクラブの年会費が発生するタイミングをご存じでしょうか。2021年12月現在ですと、年会費はカード有効期限月の15日までに退会すると、翌年度の年会費は発生しません。私の場合は12月が有効期限月でしたので、12月15日までに退会すると翌年の年会費は発生しませんでした。年会費が高額なカードですので、なるべくギリギリまで維持したほうが良いとは思います。

退会するタイミグを事前に計算しておくのが大事ですね。私の場合は次のメインカードも決めずに、退会したので暫くはイオンゴールドカードをメインカードにします。

ポイントを使いきりましょう

退会までに手続きが必要なのは、ポイントの扱いです。私の場合は退会時に5万8千ポイントほど貯まっておりましたので、先ずはANAに4万ポイント=4万マイルは移行しました。ダイナースはANAのマイルに交換できるポイント数が、年間4万マイルまで(毎年12月20日にリセット)と決まっていますので、それ以外他の景品に交換する必要があります。

微妙に残ったのですが、5千ポイントでAmazonギフト券×3回を交換して、残りの3千ポイントは赤十字に寄付しました。

Amazonギフト券に交換した場合は、クラブ・オンラインでギフト番号を確認する事になります。退会すると2か月間ぐらいはクラブ・オンラインにサインインできますが、ギフト番号が確認できなくなります。退会前にギフト番号をAmazonに登録しておきましょう。

ポイントの交換自体は会員専用ページから直ぐに申込できるのですが、退会の連絡時にオペレーターさんに「ポイントが残っていますよ」と指摘されますので、事前に交換しておくのがいいですね。

公共料金他を新カードに切り替え

結構忘れがちなのが、電気・ガスなどの公共料金の決済、スマホの決済など、毎月の決済に登録しているサービスを、新カードに登録替えする事です。

これも退会時のTEL時に変えておいてくださいと、注意喚起していただけるので気づいた時にすぐに行いましょう。私の場合はほとんどの支払いをクレジットカード支払いにしているので、切り替えが結構大変な作業です。さらに言うと、ダイナースクラブで決済できないのでコンパニオンカードで登録してる場合や、家族カード(保険などは本人名義のクレジットカードでないと支払えない)で決済しているものの切替手続きも必要です。

ダイナースクラブの退会方法

ダイナースクラブの退会方法は、唯一、本会員からの電話のみとなっています。

  • 電話番号:0120-369-527
  • 営業時間:月~金 9時~17時(土日祝 12月30日~1月3日は休み)

おそらくコンシェルジュデスクからも退会できると思うのですが、私は公式サイトの案内の通りでこちらの番号にTELしました。

引き止め

よくある引き止めですが、私の場合もありました。おそらく退会の電話の方全員にあると思います。かなりお得なご提案がありますので、強い気持ちを持ってTELしましょう。

私の退会理由は「コロナ禍でベネフィットを使う機会が少ない」というもので、昨今ではもっとも多い理由なんじゃないかなと思います。私がご提示い頂いた引き止めの条件は下の内容です。

  • 2022年3月15日までに、30万円の利用、80万円の利用で10%キャッシュバック
  • ダイナースクラブへダウングレードして、1年間は無条件でプレミアム会員に戻る事ができる

年会費をかなり意識した対策ですね。年間14万3千円(税込)の年会費なので、8万円のキャッシュバックがあると次年度は実質的に6万3千円でダイナースクラブ プレミアムカードを使えることになります。ポイント還元ではなく、キャッシュバックという点がかなり魅力的な提案なのですが、結局1年先延ばししても状況は変わらないと思っているので、今回は思い切って退会の手続きをお願いしました。

まとめ:ダイナースクラブ退会手続き

せっかくダイナースクラブ プレミアムカード会員だったのですが、残念ながら利用機会の激減により退会となりました。ダイナースクラブを退会する時にはかなりの引き止めがあると思いますので、会員を継続したとしたらどういう利用シーンをイメージできるかなど、具体的に考えておくと甘い誘惑に戸惑うことも無いと思います。

クレジットカードのサービス自体は特に文句もないし、コールセンターも普通に繋がります。コンシェルジュサービスもメールでやり取りできるので不満なく、レスポンスも速いです。ただ本当にベネフィットを使う機会が少なくなったというのが残念です。