
ユーシーカード(UCカード)が2021年6月より、プラチナカードの発行をスタートさせました。
「UCプラチナカード」は、みずほフィナンシャルグループの一員の、ユーシーカードが発行する最上位に位置するクレジットカードです。
特徴はプラチナカードでありながら、低く抑えられた年会費です。
本会員の年会費は、1万6500円(税込)、家族会員は3,300円(税込)となり、通常のプラチナカードの年会費からは、かなりコスパの良い金額設定になっています。
とはいえ、基本的なプラチナカードのサービスはしっかりと付帯しています。
UCプラチナカードについて、詳細を確認したいと思います。
UCプラチナカードの5つの特典
UCプラチナカードは、「Travel」「Gourmet」「Beauty&Health」「Life Style」「Limited」という5つの特典をLuxury特典として、全目的に押し出しています。
Travel(トラベル)
厳選されたホテル・旅館で最高の時間を過ごすためのサービスです。
例えば、箱根・翠松園ではレイトチェックアウト、ディナードリンク1杯無料のサービスがあります。
Zentis大阪では、ベストアベイラブルレートが適用されたり、1滞在につき1室あたり2,000円のホテルクレジットが付与されます。
Gourmet(グルメ)
厳選された飲食店で、料理を楽しむために用意された特典です。
例えば、焼肉トラジでは、プレミアムコース2,000円割+ドライスーププレゼントのサービスがあります。
ローストビーフの店鎌倉山では、ワンドリンクサービスを受けることが出来ます。
Beauty&Health
美容室や健康をテーマに、非日常的なラグジュアリー空間で、本物の癒しをテーマとした特典になります。
岩風呂やSPAを展開するmineralismでは、入浴料が通常料金より10%OFF、月会員料金(27,500円)が初月20%OFFのサービスが受けられます。
オンラインフィットのネスのMIRROR FIT.では、入会金配送料30,000円OFFとなります。
Life Style
日常の生活も彩るサービスも用意されています。
高級フードデリバリーのFood-eでは、注文代金より1,000円割引の特典があったり、プレジデント社の定期購読料が15%OFFになります。
Limited
入手困難な限定商品やサービスの提供を受けることができます。
会員制ワインクラブのTEH SELLAの割引や、お酒通販のIMADEYAもUCプラチナカード会員限定で数量限定商品の提供を行っています。
Visaプラチナ特典
上記の独自特典に加えて、Visaプラチナの特典が利用できます。
格安の年会費でこのサービスが利用できるのが大きいです。
コンシェルジュサービス
プライなカードを利用する上で、最大の利用価値といえるコンシェルジュサービスが利用できます。
「Visaプラチナ コンシェルジュ・センター」(VPCC)は24時間365日対応のパーソナルアシスタントサービスです。
専用のアプリを利用して、チャットでやり取りすることも可能です。
保険サービス
UCプラチナカードに付帯の保険サービスも、手厚いものとなっています。
通信端末修理費用保険
スマホやノートパソコンなどの通信端末の落下破損、水没、故障等の修理費を年1回、最大3万円まで補償してもらえます。
この保険は自動付帯される点がポイントです。
旅行傷害保険
利用付帯で海外旅行で最大1億円、国内旅行では最高5千万円の傷害死亡・後遺障害の補償がつきます。
海外旅行の疾病治療は200万円までなので、プラチナカードでは少ないので、追加の補償が必要です。保険加入を検討したほうがよいですね。
ショッピング補償保険
国内で買い物した商品での破損・盗難などによる損害を、購入日から90日間、年間限度額300万円まで補償されます。UCプラチナカードでの決済が必要になります。
まとめ:UC プラチナカードが誕生。プラチナカードもコスパの時代へ。
UCプラチナカードについて特典などを確認しました。
フルスペックのプラチナカードを使っているという方からは、物足りない、という印象が正直なところかと思います。
ただ、ちょっと試してみたい、とか、コンシェルジュサービスだけ使いたい、とか、そういったニーズを受け止めるという明確なものがあります。
年会費1万6500円(税込)でVPCCを利用できるという点はコスパが非常によいです。
旅行傷害保険のうち、疾病治療関係が心もとないのが気になるところです。
付帯サービスが多すぎるプラチナカードは不要、というケースでは、非常に魅力的な1枚になると思います。