ポケットカードというクレジットカード会社が発行する、P-oneカード(P-one standard)というクレジットカードがおすすめです。
「ポイントをコツコツ貯めて、特典と交換するなんて面倒だ」という方に最適なサービスを展開しています。
今回は、そんなP-oneカード(Standard)について、ご紹介したいと思います。
P-oneカードの概要
P-oneカードは、ポケットカードという会社が発行するクレジットカードになります。
ポケットカードという会社は知名度はないかもしれませんが、ファミマTカードや、Tカードプラス、ZOZOCARD、コーナンカードなどを提携発行している会社です。
また、ポケットカードの親会社はファミリマートになるので、会社としては信頼できる会社ですね。
P-oneカードは現在4種類のカードを発行していますが、その中でP-oneカード( Standard)が人気のカードとなっています。
P-oneカード(standard)のスペックは次のとおりです。
- 年会費:無料
- 国際ブランド:Mastercard、VISA、JCB
- 申込み資格:18歳以上の方(高校生の方は除く)、ご自宅に電話連絡可能、安定した収入のある方、またはその配偶者
- 還元率:1%
年会費無料で還元率1%のクレジットカードは、楽天カード、ヤフーカードなど他にも選択肢があります。
しかし、それらのカードにはないメリットがP-oneカード(standard)には存在しています。
P-oneカード(standard)のメリット
P-oneカード(standard)の特徴は、クレジットカードを利用すると、使った金額の1%が自動的にキャッシュバックされて請求されるクレジットカードです。
つまり、100円決済すると請求は99円で請求される。1%の1円は、自動的に請求額から差し引きされます。
この1%キャッシュバック還元は、上限額の設定がありません。
クレジットカードの利用可能額の範疇で、常に1%キャッシュバック還元を受ける事ができます。
さらに、対象となる加盟店は、電気、ガスなどの公共料金の支払いも対象となっていて、割引が適用されます。公共料金の支払いはポイント還元が半減したり、対象とならないクレジットカードが存在する中で、P-oneカードはきっちり対象となるので、きらりと光るポイントになっています。
買い物の度に1%割引で請求されるので、ポイントを貯めて交換するという手間はありません。すべて自動で処理されます。
貯めたポイントを確認して、交換手続きを行うというのが面倒だ、と感じる方には最適な1枚です。
また、請求の度に1%還元を自動的に受ける事ができるので、ポイントの有効期限を気にする必要もありません。
ただし、電子マネーのチャージ、金券類、保険料、ETCカード利用は対象外ですので注意しましょう。
P-oneカード(standard)の国際ブランドなどの情報
国際ブランド・年会費
P-oneカード(standard)の国際ブランドは、Mastercard、VISA、JCBから選択できます。
国際ブランドによって受けられるサービスが異なってきますが、JCBが一番充実しているようです。
もちろん、Mastercard、VISAブランドがダメというわけでなく、世界中で圧倒的に使える利便性があります。JCBカードの場合、サブカードとしてMastercard、VISAカードが必要になるので迷うところです。
P-oneカード(standard)は年会費が無料という点も、メリットが大きいです。
家族カードの発行について
P-oneカード(standard)は家族カードを発行する事ができます。
本会員と生計を同一にする家族(高校生を除く18歳以上)が申し込めます。
家族カードは初年度は無料ですが、次年度より200円(税別)/年間が、家族カード管理費として発生します。
家族カードの利用代金は、本会員カードの利用代金と合算されて、本会員の支払い口座から引き落としとなります。
ETCカードについて
P-oneカード(standard)に付帯するETCカードは、新規発行手数料1,000円(税別)となっています。また、有効期限更新時も手数料1,000(税別)が必要となります。
P-oneカード(standard)のETCを使っても、1%還元の対象外となります。
使うメリットがないので、別のクレジットカードで用意した方がメリットがあります。
P-oneカード(standard)のデメリット
100円未満の決済が切り捨て
P-oneカード(standard)は利用する度に、1%の割引(請求額から割引)されます。しかし、100円未満の端数はその都度、切捨てとなります。
余程、細かい金額を数多く決済しなければそれほど影響はないと思いますが、100円未満の端数もポイントが欲しい、という方には向かないクレジットカードです。
家族カード、ETCカードが有料
家族カードの発行(2年目以降)に200円(税別)が必要となります。家族会員も無料というクレジットカードが多くあるので、ここは頑張って欲しいところです。
さらに、ETCカードの発行、更新も1,000円(税別)のコストが発生します。またETCの利用は1%還元の対象外ですので、使うメリットがありません。
保険・付帯サービスが無い
他のクレジットカードでは当たり前のようになった、海外・国内旅行傷害保険や、ショッピング保険もありません。また、空港ラウンジにアクセスできる特典もありません。
年会費無料なので、これらの付帯サービスが必要な場合は他にカードを契約するのが一番です。
JCB ブランドの特典
P-oneカード(standard)は、Mastercard、VISA、JCBのブランドから選択できます。
一番充実しているのは、JCBブランドになります。ただ、先にご説明したように海外利用ではMastercard、VISAの方が有利ではあります。
JCBの特典一覧を記載しておきます。自分の利用シーンに合う場合や、すでにMastercard、VISAをお持ちの場合は、JCBブランドを選んでも損はないと思います。
特典 | 内容 |
---|---|
たびらば | 海外旅行に役立つJCBならではの優待情報や、現地スタッフ発のおすすめ情報などをご紹介。
人気レストランの無料予約機能や、気になるお店を選んでガイドブックを作れる機能もあります。 |
JCB GLOVAL WiFi | 外で利用できるWiFiルーターレンタルサービスを優待価格で提供。 |
空港免税店割引サービス | 成田国際空港、関西国際空港の免税店で割引。 |
JCBプラザコールセンター(日本) | 海外渡航前に、現地JCB加盟店のレストラン、エステなどをお電話で予約手配できる無料サービス。 |
JCB海外お買い物保険 | 海外の加盟店にてJCBカードで購入した品物を、偶然の事故による破損・盗難などにあった場合に、購入日から90日間、年間最高50万円まで(1回の事故につき自己負担額1万円)補償。 |
JTBグローバルアシスタンス 海外緊急サポートデスク | 海外旅行中の万が一の事故や緊急トラブル時に、JTB店舗で日本語で相談できる海外窓口です。 |
空港免税店割引サービスJCB空港優待ガイド | 国内主要国際空港内のJCBおすすめ加盟店をご紹介したオリジナルガイド。掲載店のクーポンなどもあり。 |
JCB PLAZA | 世界各地に設置された、海外サービス窓口。JCB加盟店のご予約や観光に関するお問い合わせをJCBプラザ・スタッフが日本語で対応。 |
海外レンタカーサービス | JCBカードで支払うと5~25%の割引が受けられます。 |
JCB海外おみやげサービス | おみやげに人気のチョコレートやお酒から、民芸品・食品など、世界各地の商品を取り扱う。 |
JCBプラザコールセンター(海外) | 海外旅行中の万が一の事故や緊急トラブル時に、電話で相談できるサービスです。(24時間・年中無休) |
チケットJCB | コンサート、演劇、イベントなど多彩な公演をご案内。チケット情報の閲覧だけでなく、申し込みもインターネットで可能。JCBカード会員だけの先行受付や割引チケットもあり。 |
JCB優待ガイド | クーポンと一緒に、JCBカードのご提示またはご利用で、割引やサービスなどのおトクな優待が受けられる。 |
JCB沖縄優待ガイド | 沖縄県内のJCBおすすめ加盟店をご紹介したオリジナルガイド。 おトクな優待サービスが受けられる。 |
JCBギフトカードのご購入 | 全国100万店以上の取扱店でご利用いただける便利な商品券。 |
オンラインショッピング優待サービス | 決済時にJCBカードを利用すると優待を受けられる。 |
まとめ
P-oneカード(standard)は年会費無料でありながら、高還元率の基準である1%還元を達成しています。
さらに、ポイント還元という面倒な方法はとらず、単純明快に利用料金から1%を自動的に値引きしてくれます。
日々のポイントの管理や、ポイントの有効期限などを気を使いたく無いという方には最適な1枚だと思います。
また、P-oneカードからは、年会費無料で還元率1.5%の新しい「P-one Wiz」が登場しています。こちらはリボ払い専用カードとなりますが、初回のリボ払い無料という気前の良さです。
P-one Wizについては、別記事でご紹介していますので、そちらを参考にしていただければと思います。
関連記事:年会費無料で還元率は驚異の1.5%!!P-one Wizカードのメリット・デメリットまとめ
それぞれ、自分のライフスタイルに合うカードを発行してもらえれば幸いです。