楽天カード(ベーシックカード)徹底解説!メリットからデメリットまで、全てをご紹介

楽天カード(ベーシックカード)の特徴・メリット・デメリットまとめ クレカ
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楽天カードとは

楽天カードは、楽天グループが提供するクレジットカードの一つです。利用するたびに楽天ポイントが貯まるなど、多くの特典を持つ人気のカードです。

楽天カードの発行元

楽天カードは、楽天グループの一部である楽天カード株式会社が発行しているクレジットカードです。

ポイントサービス

楽天カードの最大の特徴は、利用額に応じて「楽天ポイント」が付与されることです。これらのポイントは、楽天市場や楽天ブックスなど、楽天グループ内のさまざまなサービスや商品の購入時に使用できるほか、他の提携先や商品券などにも交換することができます。

Eコマースとの連携

楽天市場や楽天トラベルなど、楽天グループが運営する多くのオンラインショップでの支払いにおいて、利用者はさまざまな特典や割引を受けられることが多いです。

国際ブランド

楽天カードは、主にVISAやMasterCardの国際ブランドを持つカードが発行されており、日本国内外でのショッピングやサービス利用が可能です。

無料の年会費

基本的な楽天カードは年会費が無料です。ただし、プレミアムなどの上位カードや特定の提携カードには年会費が発生する場合があります。

セキュリティ

楽天カードは、不正利用保険が付帯しているほか、オンラインショッピング時のセキュリティ機能や、カード紛失・盗難時のサポートが充実しています。

7. その他のサービス

楽天カードは、カードローンサービスやショッピングクレジット、ETCカードの発行など、さまざまな金融サービスも提供しています。

ポイント還元率

基本的に、全ての買い物で1%のポイントが還元されます。

基本的な還元率

楽天カードの基本的なポイント還元率は、通常のショッピング利用に対して「1%」です。つまり、1,000円の商品を購入した場合、10ポイントが付与されます。

楽天市場での還元率

楽天市場での購入時には、基本の1%に加えて、特定の条件下で追加のポイントが還元されるキャンペーンなどが実施されることが多いです。例えば、楽天スーパーSALEやお買い物マラソンなどの期間中は、通常よりも高い還元率が適用されることがあります。

SPU (Super Point Up) プログラム

楽天カードの利用者は、楽天市場での購入額や月間の購入回数に応じて、SPUと呼ばれる特別なポイントアッププログラムの対象となることができます。このプログラムにより、最大で「+5%」のポイント還元を受けることが可能です。

特定のキャンペーンや日にち

  • 5と0のつく日: 楽天市場での購入時、5と0のつく日(5日、10日、15日、20日、25日、30日)には、ポイントが通常の倍数になることがあります。
  • 誕生月の特典: 誕生月に楽天市場や楽天ブックスでの購入時、通常のポイント還元率に加えて「+1倍」のポイントが還元されるキャンペーンもあります。

提携店舗やサービスでの特典

楽天カードは、楽天グループ外の提携店舗やサービスでも、特別なポイント還元率が適用されることがあります。例えば、特定のレストランやショップでの利用時には、通常よりも高い還元率が適用されることがあります。

SPUで楽天市場での還元率

楽天スーパーSALEやお買い物マラソンの際には、さらに多くのポイントが還元されるキャンペーンが行われます。

SPU(Super Point Up)とは

SPUとは、楽天会員が楽天市場での購入により、特定の条件を満たした場合にポイント還元率をアップさせるためのプログラムです。SPUの対象となると、ポイントの還元率が上がるため、より多くの楽天ポイントを獲得することができます。

楽天スーパーSALE

楽天スーパーSALEは、年に数回楽天市場で開催される大規模なセールイベントです。この期間中は、多くのショップが大幅な割引を行い、さらにポイント還元率も通常より高くなることが特徴です。

  • SPUとの連動: SPUの条件を満たしている会員は、楽天スーパーSALE期間中でも更にポイント還元率がアップするため、通常の購入時よりも格段に多くの楽天ポイントを獲得することができます。

お買い物マラソン

お買い物マラソンは、楽天市場で月に1回程度開催されるイベントで、特定のショップでの購入を重ねることで、次第にポイント還元率が上昇する仕組みとなっています。

  • SPUとの連動: お買い物マラソンの還元率アップとSPUの還元率アップが組み合わされることで、非常に高いポイント還元率を実現することが可能です。

注意点

楽天のキャンペーンやSPUの条件は、時期や実施内容によって変わる場合があります。そのため、購入前やキャンペーン参加前に、詳細条件や還元率、適用ショップなどを楽天市場の公式ページでしっかりと確認することが重要です。

誕生月は楽天市場・楽天ブックスの利用でポイント+1倍

お誕生月には、楽天市場や楽天ブックスでの利用で、ポイントが通常の1倍増えます。

ANAマイル・JALマイルを貯めるカードとしても良好

楽天ポイントを航空マイルに交換することも可能です。特にANAマイルやJALマイルへの交換が人気です。

ポイントの移行

楽天カードで貯めた楽天ポイントは、ANAマイルやJALマイルに移行することができます。移行レートは時期やキャンペーンによって変動することがありますが、一定の楽天ポイントが一定のマイルに変換されるシステムとなっています。

定期的なキャンペーン

楽天カードや楽天ポイントでは、時折、マイルへの移行キャンペーンが行われることがあります。このキャンペーン期間中にポイントをマイルに移行すると、通常よりも有利なレートでの移行や、ボーナスマイルが付与されることがあります。

楽天トラベルとの連携

楽天トラベルを利用して航空券やホテルを予約する際に楽天カードで決済すると、楽天ポイントが付与されます。これらのポイントを後から航空マイルに移行することができるため、実質的に航空券の購入によってマイルを二重に貯めることが可能となります。

マイル移行のシンプルさ

楽天カードのウェブサイトやアプリから、比較的簡単な手続きで楽天ポイントをANAマイルやJALマイルに移行することができます。手続きがシンプルであるため、航空マイルを積極的に貯めたい方にとっては非常に利便性が高いです。

他の提携先とのマイル移行

楽天ポイントは、ANAやJALだけでなく、他の提携航空会社のマイルプログラムにも移行が可能な場合があります。これにより、様々な航空会社のマイルを効率よく貯める戦略が考えられます。

注意点

  • マイル移行には、通常、一定の手数料が発生することがあります。
  • ポイントからマイルへの移行は不可逆です。マイルに変換した後、再び楽天ポイントに戻すことはできません。

電子マネー・スマホ決済対応

Apple Pay

  • 対応: 楽天カードはApple Payに対応しています。
  • 特徴: iPhoneやApple Watchを使って、タッチ決済を簡単に行うことができます。また、Apple Pay経由での決済でも楽天ポイントが付与されます。

Google Pay

  • 対応: 楽天カードはGoogle Payにも対応しています。
  • 特徴: Androidスマホを利用してのタッチ決済が可能。Google Payを通じた決済も楽天ポイントの対象となります。

楽天ペイ

  • 対応: 楽天のオリジナルの決済サービスで、楽天カードとの連携が自然に行われています。
  • 特徴: バーコードやQRコードを使った決済が主流。楽天ペイ経由での支払いにも楽天ポイントが付与され、さらにキャンペーン等でのポイントアップも期待できます。

その他のPayサービス

楽天カードは、多くのPayサービスにも対応しており、ショッピングモールや実店舗での支払いがスムーズに行えます。各サービスとの連携や対応状況は定期的に更新されるため、公式サイトでの最新情報の確認が推奨されます。

電子マネーとの連携

楽天カード自体には、直接的な電子マネー機能は内蔵されていないものの、上述した各種Payサービスを介して、多くの電子マネーサービスや事業者と連携することができます。

注意点

  • 各Payサービスや電子マネーサービスの使用に際しては、事前にアプリのダウンロードや登録作業が必要です。
  • 楽天カードを使った決済でもポイントが付与されますが、付与率やキャンペーン内容はサービスや店舗によって異なる場合があります。

楽天カードのデメリット

楽天カードにもメリットが多い一方で、いくつかのデメリットも存在します。

年会費が無料であるが、上位カードには年会費が発生

基本的な楽天カードは年会費無料ですが、特定の上位カード(ゴールドカードなど)は、多くの特典を享受する代わりに年会費が発生することがあります。

海外での利用に関するポイント還元率

楽天カードのポイント還元率は国内利用において魅力的ですが、海外での利用時の還元率は低い場合があります。また、海外利用時には外国通貨取引手数料が発生することも考慮点です。

カスタマーサポートの混雑

楽天カードのユーザー数が非常に多いため、問い合わせ時にカスタマーサポートが混雑して待たされることがあります。ピーク時やキャンペーン期間中は特に混雑が予想されます。

限度額の低さ

初めてクレジットカードを取得する方や信用情報に問題がある場合、与えられるカードの利用限度額が低いことがあります。これは他のクレジットカードも同様のケースが考えられますが、大きな購入を検討している場合には注意が必要です。

ポイントの利用に関する制限

楽天ポイントは非常に便利ですが、利用できる店舗やサービスには制限があります。また、一部のサービスではポイントを使用しての支払いが不可となっている場合もあります。

まとめ

楽天カードは、楽天グループが提供するクレジットカードで、利用するたびに楽天ポイントが貯まるという大きなメリットがあります。ここでは、その主な特徴とメリット、デメリットを簡潔にまとめてみました。

メリット

  1. ポイント還元率: 基本的に1%のポイント還元。
  2. SPUでの高還元: 楽天市場での購入時、特定の日やキャンペーンでポイントが増加。
  3. 航空マイル: ANAマイルやJALマイルへの交換も可能。
  4. 電子マネー・スマホ決済対応: Apple PayやGoogle Pay、楽天ペイなど、主要な電子マネーとスマホ決済に対応。
  5. タッチ決済: カードをかざすだけでの支払いが可能。
  6. ポイント有効期限: 実質的には無期限と言える長さ。

デメリット

  1. 一部の店舗では使用できない場合がある。
  2. 初回の利用限度額は低め。

このように、楽天カードには数多くのメリットがありますが、利用シーンや個人のニーズに応じてデメリットを感じる場面もあるかと思います。