PayPayは、スマートフォン決済サービスのパイオニアとして、その利便性と革新的なサービスで多くのユーザーから支持を受けてきました。特に、手数料無料でチャージできるという特徴は多くの利用者にとって大きなメリットとなり、その人気を後押ししてきました。そして、2023年8月に入ってからPayPayが新たに発表した情報が、その利用環境をさらに充実させるものとなりました。
その新たな発表とは、手数料無料でPayPayにチャージできる金融機関の数が1,000社を突破した、というものです。具体的には、全銀システムに接続している金融機関1,134社のうち、約90%にあたる1,000社以上がPayPayに手数料無料でチャージできるようになったのです。
PayPayの利用者にとっては大きな喜びであり、PayPayの利便性がさらに増す結果となりました。また、これは金融機関にとっても新たなビジネスチャンスとなり得ます。手数料無料でのチャージが可能となったことで、各金融機関のアカウントを開設し、PayPayへのチャージを行うユーザーが増える可能性があります。
しかし、その一方でPayPayでは一部のサービスを変更するという告知もありました。具体的には、2023年8月1日(火)以降、PayPayカードやPayPayカード ゴールド以外のクレジットカードによる支払いは停止されます。その代わり、「PayPayあと払い」(9月以降はクレジット(旧あと払い)に名称変更)を利用するか、銀行口座などからチャージして利用する形になります。
この変更により、以前と比べてPayPayの利用方法が一部変わることになります。一部のクレジットカード利用者にとっては、いくらか利用の手間が増える可能性もあります。しかし、新たにチャージ可能となった金融機関が増えたことで、より多くの選択肢を持ってPayPayを利用できるようになるというメリットもあります。
また、新たなチャージ方法についても詳細が発表されました。具体的には、銀行口座、セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・クレジット(旧あと払い)によるチャージ手数料が無料となります。そして、9月以降はソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いでのチャージ手数料が月の初回は無料、2回目以降が2.5%となります。