楽天ゴールドカードは、年会費と優待が非常にバランスが取れたクレジットカードになっています。
お得なポイントプログラムに、ノーマルカードにない優待サービスがついています。楽天プレミアムカード は高いけど、ノーマルカードでは物足りないというニーズにぴったりとハマったゴールドカードです。
楽天市場のユーザーはもちろん、海外旅行も年に数回程度行くというかたには十分に元が取れるゴールドカードになっています。
今回は、楽天ゴールドカードの魅力についてご紹介していきたいと思います。
楽天ゴールドカードの概要
楽天ゴールドカードの年会費は、本会員2,000円(税別)、家族カードは1名あたり500円(税別)となっています。
家族カードには、生計を同一にする配偶者、親、高校生を除く18歳以上の子供が申し込めます。本会員カード1枚につき、家族カードは最大5枚まで発行できます。
ノーマルカードだとETCカードの年会費が500円(税別)ですが、楽天ゴールドカードだと無条件で無料となります。
楽天ゴールドカードは年会費2,000円(税抜)で、格安ゴールドカードに相当するクレジットカードです。
楽天ゴールドカードの国際ブランド
楽天ゴールドカードで選択できる国際ブランドは、 Mastercard、VISA、JCBの3種類となっています。アメックスは選択できません。
クレジットカードの国際ブランドは、 Mastercard、VISA、JCB、AMEX、DinersClub、中国銀聯(ユニオンペイ)とあります。
クレジットカードの国際ブランドの売上でのシェア争いは、ざっと下のようになっています。
- VISA 56%
- Mastercard 23%
- 中国銀聯(ユニオンペイ) 16%
- AmericanExpress 3%
- JCB 1%
- Diners Club 1%
クレジットカードを発行するのであれば、VISA、 Mastercardの2大ブランドで先ず持っておけば、世界中のどこに言っても困ることはないと思います。
楽天ゴールドカードのポイント還元率
楽天ゴールドカードの還元率は、一般加盟店の利用で1%です。
公共料金、携帯電話の料金、税金、保険料などの支払い時も満額ポイントが得られます。
公共料金、携帯電話、税金の決済ではポイントが満額付与されないケースや、付与の対象外となっているケースもある中で、満額の付与があるのは嬉しいですね。
楽天カードのポイントの付与は、1決済ごとではなく1ヶ月の利用料金に対して付与されます。毎回100円未満が切り捨てられる心配がなく、地味に嬉しい計算方法ですね。
楽天ゴールドカードのメリットや特典
楽天ゴールドカードには、多くのポイントアップに関する特典が用意されています。
- 楽天SPUで楽天市場では還元率5倍~16倍
- ENEOSでは還元率1.5%
- 街のポイント優待店舗で1.5%~3%還元
- 国内空港ラウンジが年2回まで無料
- 紙の利用明細の発行が無料
- 海外旅行傷害保険が充実
- ANAマイルもそれなりに貯める事ができる
などなど、ノーマル楽天カードには無い特典が多数ありますね。
楽天ゴールドカードで楽天市場・楽天ブックスで買い物をすると、毎日ポイントが5倍〜16倍になるサービスがあります。
楽天ゴールドカードは楽天市場でのポイント還元率は通常の楽天カードより2%高く設定されています。年会費10,000円(税別)の楽天プレミアムカードと同じです。それだけでも、コストパフォーマンスが高いですね。
また、楽天ふるさと納税も、楽天市場内の通常のお買い物と同様の取り扱いになります。楽天市場でキャンペーン実施中に行うと、ポイント還元率が更に上がってとてもお得に楽天ゴールドカードを使う事ができます。
注意点としては、楽天スーパーセールでのポイントボーナス分は上限が設定されており、SPUにもそれぞれ上限があります。
多額の決済をした場合は、上限に到達してしまうので注意しましょう。
国内主要空港・ホノルル・仁川のラウンジが年2回無料
楽天ゴールドカードを提示すると、国内主要空港、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港、韓国・仁川国際空港ラウンジを年2回まで無料で利用できます。
本会員だけではなく、家族カードを持っている家族会員も利用可能です。
エリア | 空港 |
---|---|
北海道 | 新千歳空港 函館空港 |
東北 | 青森空港 秋田空港 仙台空港 |
関東 | 羽田空港 成田空港 |
中部北陸 | 新潟空港 富山空港 小松空港 中部国際空港 |
関西 | 伊丹空港 関西国際空港 神戸空港 |
中国 | 岡山空港 広島空港 米子空港 山口宇部空港 |
四国 | 高松空港 松山空港 徳島空港 |
九州・沖縄 | 北九州空港 福岡空港 長崎空港 大分空港 熊本空港 鹿児島空港 那覇空港 |
これらのラウンジではソフトドリンクが用意されています。アルコールは有料です。電源コンセントや新聞・雑誌などがあるのが嬉しいですね。飛行機の出発までの時間を快適に過ごしたり、仕事に集中する事ができます。
海外旅行傷害保険が充実
楽天ゴールドカードは海外旅行保険の内容が、充実しています。自動付帯と利用付帯がありますので、注意してください。
楽天ゴールドカードで旅行代金を支払うと、最大2,000万円の海外旅行傷害保険が適用されます。
- 死亡・後遺障害: 2000万円
- 傷害治療費用:200万円
- 疾病治療費用:200万円
- 賠償責任:2000万円
- 携行品損害:20万円
- 救援者費用:200万円
傷害・疾病治療費用が自動付帯で最大200万円がついているので安心ですね。家族カードも同様の補償があります。
海外は日本と違い医療費が高額な国が多いです。とりあえず最低でも傷害・疾病治療費が200万円は必要だと思います。
さらに海外旅行傷害保険が自動付帯のクレジットカードを上乗せされるサブカードを持ちましょう。
ANAマイルを貯めるカードとしても良好
楽天ポイントは2ポイントをANAマイル1マイルに交換できます。1回あたり50ポイント〜1,000ポイントまで2ポイント単位で交換可能です。月間の上限は2万ポイントまでです。)
実質的にはANAマイルを還元率0.5%で貯める事ができます。
楽天ゴールドカードのデメリット
楽天ゴールドカードは一般加盟店での還元率は1%となっています。高還元率カードの1%は超えていますが、年会費無料でも1%超えのカードがあるの中では、少し足りない気がします。
年会費無料カードですと、P-one Wizが約1.5%と驚異の高還元率を記録しています。REXカードで1.25%還元となります。
P-oneカード、REXカードについては別記事で詳細にご説明しています。併せてご確認ください。
関連記事:請求額より直接1%キャッシュバックのP-oneカードがおすすめ。
関連記事:【2020年版】REXカード(レックスカード)の最新情報
しかしながら、そこはさすが楽天グループのクレジットカード会社です。楽天ゴールドカードは年会費2,000円(税別)ですが、楽天市場の買い物で還元率が5%~15%となり、驚異の還元率です。また、空港ラウンジが利用可能な点が年会費無料のクレジットカードとは異なる点です。
楽天市場での買い物や、空港ラウンジの利用を目当てに楽天ゴールドカードを保有するという方は多いと思います。
まとめ
楽天ゴールドカードは、ノーマル楽天カードにはない特典付帯したコストパフォーマンスの良いクレジットカードです。
一般加盟店での還元率は1%となり、年会費無料の超高還元率カードと比較すると見劣りしますが、楽天グループでの利用で圧倒的な還元を得る事ができます。
楽天グループでの利用や、空港ラウンジでの利用などを目的だけに楽天ゴールドカードに加入しても良いぐらいです。
この機会に是非とも、楽天ゴールドカーに入会を検討しましょう!!